コーナーでも安心
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シートのパイピングなど随所にヨットをモチーフにしたデザインが採り入れられている。インパネでは専用ブラッシュアルミニウム・パネルなどが目を惹く |
走りに関しては、ベース車と変わらない。アルミホイールの意匠が変わっているが、乗り心地などに差は感じられなかった。前ページでも記したように、高いボディ剛性感から来る安心感やハンドリングの確かさなどは、従来のボルボと一線を画す出来映えだ。山岳路のきついコーナーでも安心してハンドルを握れるし、大切な同乗者も快適なドライブを楽しめるはず。ロングドライブならV70よりも若干視線が高くなるぶん、ラクかもしれない。3200ccの238ps/32.6kg-mというスペックも余力があり、必要十分以上だ。
XC70を買うなら断然オススメ
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ラゲッジには専用装備のラゲッジカバーが加わる。広さは十分。荷室スペースも上質な作りになっている。後席は「40:20:40」の3分割シートを採用し、背もたれが前に倒れる |
660万円という価格は、ベースの3.2SE AWDよりも35万円ほどのアップになるが、買い得はかなり高いといえる。装備だけでなく新車登録から3年間、定期点検やコールセンターの利用などが無料で受けられるのだ。
もし、高級かつ背の高くないSUVを探しているなら、120台とかなり限りあるのでディーラーに急いだ方がいいだろう。
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