使用感はごく自然
インパネにあるスイッチを押すか、Rレンジに入れると自動でアラウンドビューモニターに切り替わる。写真はトップビューの画面 |
実際に車庫入れしてみた。画像が思ったよりも鮮明で分かりやすいのが第一印象だ。メガピクセルを採用しただけのことはある。文字どおり、クルマの周囲を確認するにはトップビューを、車体の左前という車両感覚がつかみにくい場所、他車やガードレールなどの障害物との距離感を確認する際には、サイドビューモニターに切り替えればより分かりやすくなる。さらに、画面にはステアリングの舵角に対応するオレンジの実線が映し出されるので、駐車時の目安になる。どうバックすればいいか、コース取りがしやすいわけだ。また、4つの広角レンズを組み合わせて合成画像にするため、各カメラの境目が死角になるのだが、実用上大きな問題はないだろう。クルマを動かす際に使用する機能なので、少し動かせば障害物があってもすぐに映し出される。
大きなミニバンにこそ適役
オレンジの実線を画面に出すか、ソナーの感度を鋭くするかなどを任意に設定できる |
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