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新型ステップワゴンはどう変わった?(3ページ目)

トヨタのヴォクシー&ノア、日産セレナなど競合ひしめく5ナンバー級のBOX型ミニバン。ホンダ・ステップワゴンは強力ライバルにどう立ち向かうか。注目は復活の「スパーダ」だ。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

高級感のある走り

シート
インテリアで大きな変更点がキャプテンシートの追加。座り心地は良好。ウォークスルー、3列目への乗降もラクになった
16インチ、専用サスペンションを採用した「スパーダ」。ホンダらしいこだわりは単にエアロで飾るだけでなく、足まわりを変更した点にある。走り出すとすぐに重めの手応えのあるパワステが、ノーマルモデルとの違いを語る。重めだが、女性でも十分に扱えるはずだし、車庫入れなど取り回しに苦労することはないだろう。試乗ステージが街中でしかも短時間であったため断定できないものの、ノーマルよりも確かに引き締まった足は不快ではなく、高級感さえ抱かせる味。軽快さのあるノーマルに対して、いい意味で重みのある乗り心地だ。これは高速道路、ワインディングなどでも好印象につながるのではないだろうか?

「スパーダ」の価格は、装備の違いで単純計算は難しいがノーマルよりも20万円近く割高になる。しかしより重厚な走りは好ましく感じたし、5ナンバーサイズに抑えられているので、実用性は確保されている。スタイルが気に入り、プラスアルファのプライス分を払えるならば、十分にペイできる仕上がりといえるだろう。

ホンダ「ステップワゴン」の公式ウェブサイトはこちら

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