覚えておきたいアメリカンレースの用語
アメリカンレースの世界では日本のレースやF1などとは異なる専門用語が使われることがある。「インディジャパン」を観戦する際、場内アナウンスやプログラム等で使われるアメリカンレース独特の用語を覚えておくと、レースをより楽しむことができる。その代表的な例をいくつかご紹介しよう。【イエロー、Yellow】
追い越し禁止の状態=「コーション」。オーバルコースでは「イエロー」が出された時点でコース全域が「コーション」=フルコース・コーションとなる。
【コーション、Caution】
ペースカーが導入され追い越し禁止の状態になること=「イエロー」
【コンタクト、 Contact】
マシン同士、またはマシンが壁に接触すること=クラッシュ。
【ステイアウト、Stay Out】
「コーション」でのペースカー先導中、ピットインをせずにコースに留まること。
【スプラッシュ&ゴー、 Splash & Go】
ピットインの際にタイヤ交換をせずに給油のみを行なうこと。
【スポッター、Spotter】
レース場全域が見渡せる場所からドライバーに無線で指示を出すスタッフのこと。
【タービュランス、 Turbulence】
マシン後方に発生する乱気流。タービュランスが原因でバランスを失いクラッシュすることもある。
【ターン、 Turn】
コーナーのこと
【トップオフ、 Top Off】
ゴールまで燃料をもたせるために、タンクを満タンにするためだけのピットイン
【ドラフティング、 Drafting】
F1などでいう「スリップストリーム」を利用して走ること。
【バックアップカー、 Backup Car】
メインとなるマシン(プライマリーカー)が壊れた時に使用する予備のマシン(Tカー)
【プッシュ、 Push】
マシンのハンドリングがアンダーステア(切ってもまがらない状態)になっていること
【フューエルウインドウ、 Fuel Window】
給油のためにピットインする周回数の目安
【プライマリーカー、 Primary Car】
レースに使用するメインとなるマシン (予備はバックアップカー)
【フラットタイア、 Flat Tire】
タイヤがパンクすること、タイヤバースト
【マーブル、 Marble】
コース上のタイヤカスが溜まった滑りやすい部分のこと
【ラップリーダー 、 Lap Leader】
その周回の先頭のマシン
【ルーズ、 loose】
マシンのハンドリングがオーバーステア(切ると曲がりすぎる状態)にあること。
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