モータースポーツ/その他のモータースポーツ関連情報

インディジャパンをもっと楽しむために(4ページ目)

9月に日本に上陸するアメリカ最高峰のレース「インディカー」。その日本戦「インディジャパン」をさらに楽しむために、アメリカンモータースポーツの見所や面白さを分かりやすく解説します。

辻野 ヒロシ

執筆者:辻野 ヒロシ

モータースポーツガイド

フレンドリーでオープンな所が最大の魅力

アメリカにおいて、レースはエンターテイメントである。言ってしまえば、レースをしている本人たちよりも、レースを観ている人たちが面白くなければ意味がない。「ファンあってのレース」、アメリカンレースにはそんな雰囲気があふれている。
小さな女の子と握手するエリオ・カストロネベス選手
【写真提供:MOBILITYLAND】
「インディカー」に参戦するレースカードライバーたちはファンをとても大切にしている。彼らはパドックでも余程忙しくない限り、足を止めてサインや写真撮影に応じてくれる。また積極的にサイン会やトークショーなどのイベントにも出演するし、常に笑顔を絶やさない。パドックも実にオープンな雰囲気で、メンテナンスするマシンを間近で見ることができるし、メカニックたちも実にフレンドリーである。これもおおらかなアメリカの雰囲気を感じ取れる瞬間だ。「インディジャパン」でパドックを訪れるチャンスがある人は是非ともゆっくり時間をとって楽しんで欲しい。

アメリカ人になったつもりで応援すべし

時速300kmオーバーのハイスピードバトル、珍しいオーバルコースでのレース、迫力のエンジンサウンドなど、その非日常的な空間に居るだけで「アメリカ」を感じることができるのが「インディカー」そして日本ラウンドである「インディジャパン」の魅力である。

「インディジャパン」を楽しむにはとことんアメリカンな気分になりきることが一番ではないかと思う。ベタかもしれないが、ハンバーガーをほおばり、ビールを飲み、応援のアクションはちょっと大げさなくらいの方が絶対に楽しい。日本だからといって何も遠慮する必要はないのである。レースカードライバーたちもそれを望んでいるはずだ。
アメリカのレースファンはいつも楽しそう。
「2009 IRL インディカー・シリーズ 第16戦 ブリヂストン インディジャパン 300 マイル」は9月17日(木曜日)から19日(土曜日)まで、栃木県にある「ツインリンクもてぎ」で開催される。ただし、オーバルコースではハイスピードでの走行となるため、雨が降って路面が濡れるとレースができない。土曜日の決勝レースが日曜日に順延されることもあるが、その際にチケットの払い戻しは行われないので、できれば土曜日の宿泊を確保しておき、決勝が日曜日に順延されてもレースが楽しめるようにしておきたい。予定通りに行われれば栃木県周辺の温泉を楽しんで帰宅するぐらいのフレキシブルな予定を組むことをお勧めしたい。

覚えておきたいアメリカンレースの用語

最後にアメリカンレース独特の専門用語を次のページにまとめたので、観戦を予定している方、興味がある方は是非ともご覧頂きたい。



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【関連リンク】
インディカーを全戦放送する「GAORA」公式サイト

ブリヂストン インディジャパン 300 マイル 公式サイト

【本田技研工業】 インディカー情報サイト


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