2009年からGT500は大きく変わる！
メーカー間の競争が激化するSUPER GTのGT500クラスは2009年から技術面で大幅なレギュレーション改正が実施される。平たく言えば「市販車の名前がついた純レーシングカー」で戦うレースになりそうだ。現在のSUPER GTマシンもエンジンの形式、マウント方法がベース車両と異なったり、パイプフレーム化されていたりとすでに市販車からは遠くレーシングカーに近い位置にいるが、2009年以降はレース専用エンジンの使用が許可され、エンジン形式も排気量も統一され、駆動方式もFRに統一される。
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| NSXは引退か？ |
NSXはすでに絶版車であるが、そのNSXに代わるスポーツカーはS2000しかない。2009年を目標にホンダがNSXに代わるFRスポーツカーを発表し、さらにはトヨタも次期スープラ的なフラッグシップスポーツを発表するのか？メーカー間で何らかのコンセンサスがあるからこそこういう規定になるのだと思われるが果たしてどうなるのだろう？
2008年はNISSAN GT-Rがチャンピオンを狙ってくる！
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| NISSAN GT-R (GT500) 【写真提供：日産自動車】 |
東京モーターショーでNISSAN GT-Rが発表され、NISMOからはGT-RのSUPER GT参戦が明言された。その数日後には鈴鹿でGT-Rレースカーのテスト走行が行われ、日産自動車からもその姿が公開された。まだ2007年シーズンが終了していない段階でお披露目ということで、現行規定で行われる最後のシーズン＝2008年のSUPER GT制覇に向けた日産の力の入りようが窺える。GT-Rは勝たなければならない宿命を背負ったクルマなのだ。
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| NISSAN GT-R (GT500)【写真提供：日産自動車】 |
レースそのものは面白かったものの、今年はちょっと話題が少なめだったGT500クラス。来年はGT2008年シーズンはNISSAN GT-Rを中心にさらにメーカー間競争が熾烈になる激戦のシーズンが展開されていくだろう。明るい話題の多いシーズンになって欲しい。
次回はGT300の2007年を振り返ります。お楽しみに！
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