モータースポーツ/SUPER GTについて

SUPER GT 2007総集編 GT500(2ページ目)

SUPER GT 2007年シーズンの総集編をお届けします。まずはトヨタ、日産、ホンダの3大メーカーが準ワークス体制で参戦しバトルを展開するGT500クラスの2007年を振り返ります!

辻野 ヒロシ

執筆者:辻野 ヒロシ

モータースポーツガイド

NSXが9戦中5勝をあげシーズンを席巻!

まさに「NSXイヤー」的な1年だった。序盤の信頼性不足は徐々に改善され、シーズン後半になっても高いポテンシャルを維持したNSXは必ずといっていいほどトップ争いに絡んでいた。
5回のポールポジションを獲得し、第7戦ツインリンクもてぎでは優勝を果たしたTAKATA童夢NSX
【写真:本田技研工業】

EPSON NSX
【写真:本田技研工業】
NSX勢は金曜日のテスト走行セッションからトップタイムを連発し、トータルで9戦中6ポールポジション、9戦中5勝を飾る快速ぶりを見せ、#8 ARTA NSXはドライバーズタイトルに加え、ARTAがチームタイトルも獲得し、ホンダとして2000年以来のダブルタイトル獲得が実現した。

REAL NSX
【写真:本田技研工業】
さらに5戦でポールポジションを獲得した#18 TAKATA童夢NSX(道上/小暮)#32 EPSON NSX(デュバル/カルボーン) が最終戦・富士で優勝。さらには勝ちこそなかったものの#100 RAYBRIG NSX(シュワガー/細川)がシリーズ3位。そして、先行開発で4リッターエンジンを搭載したREAL NSX(金石/金石)も最終戦で3位表彰台に上がるなど、ホンダNSX勢にとって笑いが止まらない1年になった。

ちなみにNSXはGT500のシリーズランキング上位4台を占めた。

【ドライバーズランキング】
1 #8 ARTA NSX (伊藤大輔 / ファーマン)  94 Point
2 #32 EPSON NSX (デュバル / カルボーン) 69 Point
3 #100 RAYBRIG NSX (D.シュワガー / 細川慎弥) 64 Point
4 #18 TAKATA童夢NSX (道上龍 / 小暮卓史)  63Point
5 #22 MOTUL AUTECH Z (M.クルム / 松田次生) 63 Point
6 #1 宝山 TOM'S SC430 (脇阪寿一 / A.ロッテラー) 54 Point


次のページでは日産勢の2007年を振り返ります!
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