「死ぬまでに一度は行ってみたい……」と思った場所はありませんか?

雑誌の旅行特集やテレビの旅番組などを見ていた時、その場所が気になって「死ぬまでに一度は行ってみたい……」と思ったことはありませんか?

誰しも逃れることができない天界へのお迎え、あまり考えたくないことではありますが、いざタイムリミットが決まってしまったら、現世に悔いは残したくないもの。大切な人と一緒に残された時間を使って気になった場所へ出かけ、思い出をたくさん作ってから天界へ旅立てることができれば、それは一つの幸せの形と言えるのではないでしょうか?

そんな視点の元に、今回は「行かずに、見ずに死ねない名所・旧跡」のベスト5をガイドにて選んでみました。人生の最後、心に焼き付けるのには十分な名所・旧跡ばかりです。

 

第5位:熊野那智大社と那智の滝(和歌山県)

那智の滝と青岸渡寺の三重塔

世界遺産でもある那智の滝と青岸渡寺の三重塔。
熊野詣をした、いにしえの人々はこの風景をどのような思いで眺めたことでしょう(2013年4月撮影)

「行かずに、見ずに死ねない名所・旧跡」第5位は、近畿地方・和歌山県から熊野那智大社と那智の滝Yahoo! 地図情報)。 

紀伊半島には、高野山、吉野・大峯山、熊野三山という3つの山岳霊場があり、遙か昔から多くの人の信仰を集めています。霊場に向かう参詣のための道も、紀伊半島の豊かな自然に包まれていることから、霊場への参詣=神様のいる領域へ足を踏み込む……という特別な旅の目的地となりました。

熊野那智大社の鳥居

熊野那智大社の鳥居。
鳥居の先の石段の上に本殿があります(2013年4月撮影)

そんな山岳霊場への信仰と霊場に作られた各寺社の歴史ある建築物、そして参詣道と一体化した紀伊半島の大自然が評価され、2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に登録、世界が価値を認めた貴重な場所となっています。

紀伊山地の山岳霊場の一つ、熊野三山は、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社からなり、離れている三つの社を巡礼として巡る熊野詣の舞台。熊野詣に使う参詣道も熊野古道として、今でも一部が当時の雰囲気のまま残っていて、実際に歩けます。

那智の滝

日本三大名瀑、那智の滝。
自然の偉大さに感銘を受けます(2013年4月撮影)

三つの社の中で熊野那智大社は、日本三大名瀑の一つに数えられる那智の滝を神域に抱える神社。落差133メートルを誇る那智の滝は、熊野那智大社の別宮である飛瀧神社のご神体として崇められており、滝の間近へ近づくことも可能。

また熊野那智大社の隣にある那智山青岸渡寺(せいがんとじ)からは、朱色に輝く青岸渡寺の三重塔と那智の滝をセットでみることができるので、神社の荘厳な雰囲気を体感しつつ自然の偉大さを感じられる素晴らしい名所・旧跡なのです。

 

■熊野那智大社と那智の滝へのアプローチ
熊野那智大社と那智の滝の位置

第5位:熊野那智大社と那智の滝(和歌山県)

地図:Yahoo! 地図情報
アクセス:
<鉄道>
東海道新幹線 名古屋駅より、JR東海 特急「ワイドビュー南紀」に乗車し、紀伊勝浦駅下車。紀伊勝浦駅からは熊野交通バス 那智山行きに乗車し、那智の滝前バス停下車。
または東海道新幹線で新大阪へ向かい、JR西日本 特急「くろしお」で紀伊勝浦駅下車。

<飛行機>
南紀白浜空港より、白浜駅・紀伊田辺駅行きの空港連絡バスで白浜駅へ。白浜駅からはJR西日本 特急「くろしお」で紀伊勝浦駅下車。

<高速バス>
大宮、東京・池袋駅東口と勝浦温泉を結ぶ高速バス(三重交通バス、西武観光バスの共同運行)に乗車し、勝浦温泉下車。紀伊勝浦駅まで歩いた後、熊野交通バスに乗車。

<車>
東名高速から伊勢湾岸自動車道、東名阪自動車道、伊勢自動車道、紀勢自動車道、熊野尾鷲道路、国道42号線、那智勝浦新宮道路を経由して那智勝浦インターチェンジまで進み、那智山方面への県道に入る。

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