与那国島の地図
今回の行き先は、【沖縄】
日本最西端の碑を訪ねて、与那国島
日本国内には、関東最東端の銚子・犬吠埼(千葉県)や、本州最南端の潮岬(和歌山県)など端にあることをアピールしている観光名所が数多くあります。これらの名所を訪れるのも楽しいですが、旅をとことん楽しむ人ならば一度は行ってみたいのが日本の一番端ではないでしょうか?

日本の一番端があるのは北海道と沖縄で、最北端は稚内(わっかない)の宗谷岬、最東端は根室(ねむろ)の納沙布(のさっぷ)岬、最南端は波照間(はてるま)島、最西端は与那国(よなぐに)島です。さすがに一気にまとめてまわるのは無理ですが、毎年1つくらいなら行けそうですよね。

今回は、日本の一番端の中から最西端の与那国島をご紹介します。テレビドラマ『Dr.コトー診療所』のロケでも使われた素朴だけど豊かな自然が、ゆったりした島時間を楽しませてくれるんですよ。

台湾も見える日本最西端の碑へ

日本最西端の碑
与那国島・西崎(いりざき)にある日本最西端の碑。見通しが良ければ、海の向こうに台湾を見ることができます(2003年5月撮影)
日本で一番西に位置する島、与那国島Yahoo! 地図情報)は、面積は沖縄県内の離島では7番目、周囲は約28kmの東西に長い島。珊瑚でできた島の多い沖縄の島の中では珍しい火山島で、断崖・絶壁による観光名所もあります。

日本最西端となるのは与那国島の西の端、西崎(いりざき、Yahoo! 地図情報)。"いり"とは沖縄の言葉で太陽が沈む方向、西を意味します。ちなみに東は太陽が登る方向なので"あがり"ですね。

島の真ん中にある与那国空港から西へ車を10分ほど走らせると西崎展望台に到着。灯台に向かって坂を登った先が西崎で、ここに日本最西端の碑が設置されています。

ここから台湾までは距離にして111kmしか離れていません。ガイドが訪れた時には見えませんでしたが、天候に恵まれれば台湾にある山を見渡すこともできるそうです。

西崎から久部良の港を眺める
西崎から久部良の港を眺める。島の展望も楽しめます(2003年5月撮影)
ここで沈む夕陽は日本で一番最後に沈む夕陽です。与那国島に宿泊することができた時は、西崎で夕陽が沈んでいくのをゆっくりと見てみると良いでしょう。

また、西崎展望台は高台にあることから、海だけでなく与那国島の眺めも楽しめます。

振り返ると島にある山の一つ、久部良岳をバックにして、空港から西崎展望台に向かう時に通ってきた久部良(くぶら)の漁港を見下ろすことができます。港の海の色が真っ青なのはやはり沖縄ならではの眺めではないでしょうか?

日本最西端の証をもらおう!

日本最西端の証
日本最西端の証。与那国町観光協会にて有料で発行してもらえます。
せっかく日本の一番端まで来たので、写真以外の思い出も残しておきたいもの。

そんな人たちのために与那国町観光協会では、日本最西端の碑を訪れた人の記念となる「日本最西端の証」を有料で発行しています。

祖納(そない)にある与那国町観光協会の事務所に立ち寄るか、または飛行機が出発する時間帯の間、観光協会の方が与那国空港内の売店の横に出張してきているので、そこで発行してもらうことも可能です。名前を手書きで書いて頂けるこの証明書は、旅のいい思い出になりますよ。

続いては、与那国島の迫力ある海の風景とのんびりした馬との出会いをご紹介します。次ページに続きます。