日本最西端の碑を訪ねて、与那国島【沖縄】(2ページ目)

島の東側には迫力ある風景がいっぱい！

立神岩展望台から見る立神岩。まさに神のようなシルエットです（2003年5月撮影）

東西に広がる与那国島には、島の周囲を周回する道路があり、ぐるっと一周することが可能です。

島の南側のルートを通って西崎から東崎（あがりざき）へ向かうと途中にあるのが立神岩展望所（Yahoo! 地図情報）。ここからは海の中に立つ岩、立神岩を見ることができます。

火山島である与那国島の南側は断崖絶壁が続く場所が多いのですが、ここもその中の一つ。波による浸食で作られたこの岩は本当に神様がそこにいるような雰囲気です。

サンニヌ台展望台から眺める軍艦岩。自然が作り出す造形にただ感動の一言です（2003年5月撮影）

立神岩展望所からさらに東崎へ向かった所にあるのがサンニヌ台展望台（Yahoo! 地図情報）。こちらも断崖が海に落ち込む迫力ある風景を眺めることができます。

サンニヌ台展望台からは軍艦岩と名がつけられた奇岩を望むことができます。自然の荒波が絶海の孤島に作り出した景色を見ていると感動の一言しか出てきません。

東崎でヨナグニウマの群れに出会う

与那国島特産の馬、ヨナグニウマ。島のあちこちで放牧されています（2003年5月撮影）

与那国島の中にはいくつか牧場があり、牛や馬が放牧されています。与那国島にいる馬は島特産のヨナグニウマで、ちょっと小ぶりな馬です。

東崎（Yahoo! 地図情報）周辺では道路が牧場を横切る形で通っていることから、車が走る道ばたにもひょっこり馬の群れが現れます。間近で自然の中にいる馬が見られるのは嬉しいですね。

牧場を横切る舗装道路には、テキサスゲートと呼ばれる何本も彫られた溝が続いている場所が設けられています。車で通るとガタガタと揺れる程度ですが、牛や馬はこの溝を越えようとしない習性があって、放牧されている牛や馬が道路を通って外に行かないようにする効果があるのだそうです。

続いては、与那国島の中央にある自然の展望台と美しい砂浜をご紹介します。次ページに続きます。