EV課題の航続距離も十分
急速充電器を使えば30分以内で80%までの充電が可能(左のプラグ)。家庭での充電時間も約8時間で満充電できる |
性能も概要のみ発表した。EVの性能を決めるバッテリーは、昨年試乗した「EV-01」と同じ容量(24kWh/360V)でありました。12kWhのユニットを2セットでなく、24kWh分をフロアにバラして搭載しているアメリカのモード(LA-4)で160kmの走行距離を持つそうな。
EVの走行距離表示は未だ基準がマチマチ。三菱i-MiEVの場合、最も甘いとされる日本の10・15モードで160km。これをLA-4モードに換算すると100km程度だと思う。スバルのプラグイン・ステラもLA-4なら70kmくらいかと。リーフの航続距離なら、ほぼ満足出来ると思う。
充電は電池残量0%から80%までの急速充電で30分。家庭に来ている200V電源なら0%から100%まで8時間とのこと。残量ゼロまで使う機会など少ないハズ。急速充電で15分。家庭用200Vだと5時間前後の充電時間を考えればいいだろう。バッテリーの寿命はクルマの寿命と等しい。
センターコンソールのモニターには、エネルギーの残量に応じた到達可能エリアや充電ステーションが表示される。また、エアコンと充電機能は携帯電話を使って遠隔操作することが可能。高度なITシステムが運転者をサポートする |
すでに先行試作車の試乗も済ませた(車両の外観はティーダ風)。0~100km加速11秒台と必要にして十分。100km/hまでの加速など、2リッター級のガソリン車と比べたって全く負けていない。試作車と覆えないほどキチンと仕上がっており、乗り心地良く、騒音少ない。
価格などについての明確なインフォメーションは全く無かったものの、やはり車両本体価格で補助金使うと200万円。バッテリーをリース(ガソリン代と同等。1万km走行毎に10万円程度か?)する方向で検討している模様。この価格で発売されたら、私は購入するつもりです。