ガソリン車よりも安いEV?

テキスト
2010年度12月に発売予定のゼロ・エミッション車「リーフ」。自然界において「葉(リーフ)」が大気を浄化するように、走行時の排出ガスをなくすことから「リーフ」と名付けられた

2010年の12月に国内発売となる日産のEV「リーフ」がついに公表された。ゴーン社長によれば「燃料費を含めたトータルコストで、同じクラスのガソリン車より安くなるような価格設定を考えている」。本当ならEVはイッキに普及すると思う。試乗レポート合わせ、紹介&分析してみたい。

まずボディサイズ。スペックを見てビックリ! 予想以上に大きかった。なんせ全長4445mm×全幅1770mm×全高1550mmの、ホイールベース2700mmで、プリウスとほぼ同じ。ヨーロッパ式車両区分だと、VWゴルフなどと同じ「Cセグメント」に属す。

テキスト
デザインコンセプトは「スマート・フルディティ(賢い流動体)」。空気抵抗と風切り音の低減を実現している。また、ヘッドランプが消費する電力は従来の約50%であり、航続距離の延長に貢献している

スタイルはある程度予想していたけれど、見た途端「こらイケてませんね!」。グリルレスのメリットを全く活かしきれていないし(充電口カバーの切り方も妙なアクセントになってしまっている)、リアはルノーの顔色をうかがったのか、ムダの多い形状をしてます。全体的にフランス車風なのだ。

初代プリウスもそうだった。初めて実車を見た時は、あまりのカッコ悪さに声も出なかったほど。そいつに比べればマシか? 全く新しいジャンルにクルマを出す際、デザイン良さより専用ボディであることが重視される。評価高ければスタイルだって見慣れてくるんじゃなかろか。