アイドリングストップには暖機が必要


セレナ

フェイスは先代からのキープコンセプト。随所に様々なバージョンアップが見られ、正統進化といえるフルモデルチェンジだ


11月8日に発表された新型セレナながら、なぜか試乗会は1ヶ月以上経った12月中旬の開催となった。すでにオーダーしている方もいるだろけれど、とりあえず試乗レポートをお届けしたい。まずは売れ筋になると思われるアイドルストップ付きの『20X』(233万1000円)から。

Dレンジをセレクトして走り出し、すぐ停車するとエンジンが止まらない。ハイブリッドのプリウスもそうだけれど、エンジンは暖機が済むまでは触媒が暖まらず、排気ガスを浄化できない。そこで一定の温度までエンジンを止めないような制御になっている。

冬場はヒーターを入れると、さらに暖機が遅くなる。私など冬場プリウスに乗ると、走り出して10分くらいはヒーターを入れません。セレナも同じ。ヒーターを切っておけば、走り出して2~3分でアイドルストップする。

15km/Lも走る!


セレナ

アイドリングストップ機能搭載といえど、エンジン始動後、暖機するまでは機能は働かない。冬場のヒーターも、暖機を妨げる大きな要因のひとつだ


一方、エンジン再始動のタイミングや滑らかさに関しては「素晴らしい!」の一言。ブレーキから足を離した瞬間に始動。その時の音や振動ときたら、ホンダのハイブリッド車以上にマイルド。するっとエンジン掛かる感じ。しかもブレーキを離した直後にアクセル踏む、という意地悪な操作をしても、全くショックがでない。これは100点でしょう! ホンダのハンブリッドなんか「ガツン!」というショックを受けます。

気になる実用燃費は、先代より10~15%向上しているとのこと。先代で9km/Lくらいの乗り方であれば、間違いなく10km/L台になるという。100km/hにクルーズコントロール(全グレードに標準装備)をセットして巡航してみたら、14~15km/L走った。