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新型プリウスが40万円も安い理由(2ページ目)

ハイブリッドカーのアイコンともいえるプリウスが、いよいよ5月にモデルチェンジ。当初は約250万円ともいわれていたが、蓋を開けてみると205万円~。その魅力的なプライスタグの秘密はどこにあるのだろうか?

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

ハイブリッド車は速い

プリウスリア
ラゲッジ容量は現行モデル比で、約30L拡大。質感・燃費・動力性能に加え、使い勝手も向上している

今回の試乗会、ショートサーキットでのスポーツ走行もプログラムに組み込まれていた。「アクセル全開も試してみて欲しい」ということなんだろう。結論から書くと、エンジンもモーターも現行モデルより20%以上パワーアップしており、遅いワケない。

加速性能の数値を見せてもらうと、2.4リッターエンジン車と同等。「ハイブリッド車は遅い」という認識の人だけでなく、全く先入観のない人でも新型プリウスのハンドルを握ると「ハイブリッド車って速いんですね!」と思うことだろう。

プリウスエンジンルーム
約90%以上が新たに開発されたという、エンジンと電気モーターを組み合わせたHVシステム。システム合計最高出力は、現行モデルの113psを大きく上回る136psとなっている

ここまで読んだ人の中には「何で40万円も安くなったんだ?」と思う人もいるかもしれない。実際、常識で考えれば値上げしてもよい状況。もしかするとトヨタも世界的不況が始まるまで「現行モデルと同等」程度の価格を狙っていたろう。

ただコストダウンは真剣に行っていたようだ。コスト高の要因になるシャシをオーリス(ヨーロッパ仕様のカローラ)とし、モーターやインバーターも大幅に小型化。さらに販売目標台数を増やすことにより、量産効果を狙ったんだと思う。

もし次のマイカーにハイブリッドを考えているという人なら、迷うことなく新型プリウスをすすめておく。現行モデルと比べ、劣っている点は皆無に近い。相当の初期受注を抱えると思うので、夏休み前に乗りたいなら早めの予約をすすめたい。


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