クルマ通も納得
 |
| シャープで男っぽい雰囲気をまとう「ディーバ」。NAとターボをラインナップ。ターボは必要にして十分の動力性能を誇る |
前置きはこのあたりにして試乗レポートといこう。まずターボ無し。絶対的な動力性能について言えば、ライバルモデル達と横並び。車重もエンジンパワーも極めて接近しているから仕方ないこと。通勤や買い物の足として使うなら全く不満を感じない。
乗り心地はソフト。ハイスピードでコーナーを曲がろうとすると若干ロールが気になるけれど、不安かといえば、それほどでもない。むしろ乗り心地の良さを評価しておく。シャシのコストダウンも全く解らず。これまたライバル達と真正面から戦って勝てるレベル。
 |
| 充実した装備もアドバンテージとなる。内装はポップで明るい雰囲気 |
ターボ付きになると動力性能は必要にして十分。高速道路や流れの速い国道でもアクセル全開にしないで走れるほど。騒音や振動レベルも大幅に少なくなる。ライフをメインのクルマとして使うならターボを考えたらいいだろう。
乗り心地＆ハンドリングもシャッキリしており、クルマ通のお父さんだって納得する仕上がりだ。全グレードこの足回りでも良かったかもしれない。ATはオーソドックスな４速タイプながら、CVTに匹敵する実用燃費を確保している。
オプション設定の「スマートパーキングアシストシステム」はスタートボタンを押すだけでハンドル操作をクルマが代行してくれるというプリウスと同じシステム。運転に不慣れや人やビギナードライバーにとっちゃ心強い相棒になってくれるだろう。
撮影：篠原晃一・カーセンサー
