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RX-8は「つまらなくない」!? 試乗レビュー

「ファミリーカーとして使えるスポーツカー」「ロータリーエンジン搭載」と唯一無二の存在であるマツダRX-8が、ビッグマイナーチェンジを行った。さらに速くなったのだろうか? それとも……

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

乗りやすくなりました

RX-8・フロント
ビッグ・マイナーチェンジを受けたRX-8。スタイリングもリファイン。バンパー、ライトなどの形状が変更された

世界で唯一のロータリーエンジン搭載車であるRX-8が、初めて大きなマイナーチェンジを受けた。「ファミリーカーとして使えるスポーツカー」ということもあり、注目しているクルマ好きも多いんじゃなかろうか。

試乗車はハイパワーエンジンを積む「タイプS」の6速マニュアル仕様。走り出してすぐ感じるのが「乗りやすくなりましたね!」ということ。

RX-8・リア
世界で唯一ロータリーエンジンを積むモデルとして、また実用的な4座スポーツモデルとして、独特の地位を築いている

250馬力から235馬力にパワーを落とし、低速トルクを上乗せさせた結果、実用域での扱いやすさや加速力は格段に向上した(全開加速時の速さはマイナー前とほぼ同じ)。

エンジン自体もロータリー特有の「モーターのようなスムースさ」が更に磨き上げられており、必要ないシフトをついつい繰り返してしまうほど。

ハンドリングは従来から十分過ぎるコーナリングスピードを持ち、その割に限界付近でもコントロールしやすいなど、文句の付けようがないほどのレベルにあった。今回ワインディングロードを走ってみたが、やっぱり文句なし!

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