NISSAN(日産)/日産の車種情報・試乗レビュー

新型エクストレイルは“足腰”が自慢(2ページ目)

デザイン的にはあまり先代との違いが感じられないエクストレイルだが、見えない部分では大きく進化を遂げていた。ポイントは足回り、そして価格。先日お届けした欧州試乗会に続き、日本試乗の模様をレポートする。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

驚くべくはその価格

オフロード
悪路走破性も高い。雪道での走行性能もかなりのレベルだという

続いて2.5リッターモデルに乗ってみた。さすが20%排気量が大きいだけに、どんな場面でも余裕を残す。前述の通り2リッターモデルとの価格差は大きくない。御予算に余裕あれば2.5リッター車を考えるべきかもしれない。

新型エクストレイルは悪路走破性も自信満々らしく、本格的なクロスカントリー4WDのために作った伊豆モビリティパークの悪路コースを走らせた。写真のような厳しい条件だって難なくクリア。

オフロード
価格は199万5000円~253万500円。スペックを考えると間違いなくリーズナブル

これだけ優れた走破能力を持っていれば、相当の悪条件に遭遇しても切り抜けられることだろう。もちろん雪道での走行性能は先代より格段に向上しているとのこと。雪道ドライブの多い人にピッタリだろう。

何より驚くべきは価格である。事前にアナウンスされていたのだけれど、いやいやリーズナブル。先代モデルを凌ぐスペック(例えば他社だと8万円相当する姿勢制御装置が4WDは全グレード標準装備になった)持つにも関わらず、4WDの「20S」で215万2500円。きっと日産の貴重な稼ぎ手になってくれると思う。

【問い合わせ先】
日産エクストレイル公式サイト
日産お客様相談室 0120-315-232
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