MAZDA(マツダ)/デミオ

「美しきクルマ」、新型デミオは売れるのか

新型デミオのアピールポイントはなんといってもデザイン。万人に「カッコいい」と思わせるだけのデザインセンスを持ち合わせている。その抜群の「第一印象」は試乗しても変わらないのだろうか?気になる燃費は?

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

クルマのデザイン、かくあるべし

フロントスタイル
新型デミオのアドバンテージはその美しいデザインにある。価格は120万円~158万円
新型デミオを見て、おそらく多くの人が素直に「カッコ良い」と思うのではなかろうか。最近妙なカッコのクルマばかり作っているメーカーのデザイナーと話をすると「デザインは好みの問題。カッコ悪いのと感じるのはあなたの基準でしょう」みたいな言い訳をする。プロのデザイナーならデミオみたいなクルマを作ったらいい。

写真を見て頂ければ解る通り、どんな基準を持ってしても新型デミオって魅力的なデザインである。スタイルだけで欲しくなってしまう人だっているんじゃなかろうか。しかも! マツダの開発チームは、新型デミオにもう一つ大きな魅力を持たせてきた。燃費性能の追求だ。ガソリン高い昨今、少しでも燃費の良いクルマを選びたくなります。

フロントスタイル
ディメンションは、全長×全幅×全高3885(一部3895)×1695×1475mm。1.3リッターと1.5リッターをラインアップ。1.3リッターにミラーサイクルエンジンを採用
今回燃費向上を狙い投入されたのが「ミラーサイクルエンジン」。実際の排気量より10%程度少ない燃料で稼働させるという特徴を持つ。このエンジンを搭載したグレードの10・15モード燃費はリッター23kmという優秀なデータをカタログに載せてきた。その他、軽量化努力をトヨタやホンダ並に行った結果、先代デミオより大幅減量に成功した。

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