西大和学園中学校、科目別入試傾向
西大和学園中学入試は、本校と県外会場によって行われます。2011年度入試日は、県外会場(東京・東海・岡山・福岡)が1月10日、本校会場は1月16日(3科目・4科目の選択制)と17日(3科目)の2回受験日が設けられています。なお、4科目を選択した場合には、3科目合計(国語・算数・理科)の1.25倍と4科目合計の得点のうち高い方の得点で判定されます。
■算数
大問5題の出題形式で、文章題分野と図形分野で全体の7割程度を占める。関数分野は出題されていない。文章題分野では「場合の数」や「時計算」、図形分野では「容積」「比を使った図形問題」などが多く出題されている。問題量が多く難問も出題されるため、受験日当日は標準問題を着実に正解することが求められる。
■国語
説明文、物語文の長文、詩・短歌に関する問題、そして作文問題が出題される。また、漢字や慣用句に関する問題も出題され、幅広い国語力が問われる。制限時間に比べて問題量が多く、日頃から長文読解に触れて要約するトレーニングをしておこう。
■理科
物理分野、生物分野、化学分野、地学分野の4分野からバランス良く出題される。問題数も多くなく難問も少ないが、基礎知識の活用力・応用力を要求する問題が多い。物理分野では「てこ・バネ」、化学分野では「溶解」などの出題率が高くなっている。
■社会
歴史分野の出題割合が高く、全体の半分程度を占める。ここは取りこぼしのないよう、徹底した習熟を。地理分野も出題され、全体の3割程度の割合。