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色の基本を身につけよう!トーン(色調)編

ビビッド、ディープ、ライト…など、色の印象をおおまかにとらえるトーンがわかると、配色調和を考えたり、パーソナルカラーを活用する手がかりになります。まずは、気になるトーンから、チェックしてみませんか?

松本 英恵

執筆者:松本 英恵

カラーコーディネートガイド

トーン(色調)とは?

記事「色の三属性と色が与えるイメージ」に引き続き、色の基本を身につけよう!トーン(色調)のレッスンを、12回に分けてお届けしてきました。

色は、色相(色み)、明度(明るさの度合い)、彩度(鮮やかさの度合い)といった色の三属性によって、整理・分類することができますが、日常生活の中では、「明るい、暗い」、「濃い、薄い」、「鮮やかな、くすんだ」というように、色のおおまかな印象を、言葉によって表現するのが一般的です。

「明るい」という言葉には、明度の高さだけでなく、鮮やかさも含まれているのに対して、「薄い」という言葉には、明度の高さと彩度の低さ(色みの少なさ)が表現されています。

このような色の表わし方をトーン(色調)と言います。トーンは、明度と彩度が複合された、色の印象を表わす方法です。

 

 
トーンマップ:縦軸は明るさ(明度)、横軸は鮮やかさ(彩度)

トーンマップ:縦軸は明るさ(明度)、横軸は鮮やかさ(彩度)


トーン分類には様々な系統がありますが、ここでは代表的な12分類をご紹介します。上の図は赤の色相を12種類のトーンに分類したものです。横軸は彩度(鮮やかさの度合い)、縦軸は明度(明るさの度合い)を表わしています。右にいくほど鮮やかに、上にいくほど明るくなります。
トーンを知ると、色の印象をおおまかにとらえることができますし、配色調和を考えたり、パーソナルカラーを活用する手がかりにもなるので、非常に便利です。まずは、気になるトーンから、チェックしてみませんか?

※色はあくまで目安です。ブラウザやディスプレイによって、見え方が異なります。
 

純色

 

明清色

 

濁色

 

暗清色


【関連記事】
色の基本を身につけよう!色の三属性と色が与えるイメージ


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