マレーシア/マレーシア基本情報

マレーシア旅行(基本情報・日本からのアクセス)(4ページ目)

お隣のタイやインドネシアに比べ、知られていない国がマレーシアではないでしょうか。その素顔は、美しくダイナミックな自然、近代的なビルとノスタルジックな建物が共存した街並、各国の「いいとこどり」をして生まれたローカルフード、穏やかで大らかな人々、と語り尽くせない魅力に溢れています。さあ、知られざるマレーシアを覗きに! 訪れる際に知っておきたい、基本のあれこれをまとめました。

執筆者:キム 実佐子

マレーシアの通貨・両替・チップ

■通貨の種類
マレーシアの通貨単位はリンギット・マレーシアです。補助単位はマレーシア・セン。1リンギットは100センになります。紙幣は1、2、5、10、50、100リンギットの6種類。硬貨は5、10、20、50センがあり、大きさによって価値が一目でわかるのが便利です。

■物価

マレーシアの物価は、日本の約3分の1と言われています。これこそ「マレーシアはショッピング天国」と言われる所以。中でもホーカーと呼ばれる屋台レストランや、町中のマッサージ店などは特に物価の安さを実感できるとあって、観光客に人気です。

詳細はこちら>>>マレーシアの物価

■両替

ショッピングモールの中や、観光地。両替所はあちらこちらにあるので便利

ショッピングモールの中や、観光地。両替所はあちらこちらにあるので便利

日本国内では、日本円からリンギットへの両替、またその逆を受け付けている銀行がごくわずかですので、両替はマレーシア国内で行いましょう。銀行、ホテル、空港の他、ショッピングモールや観光地には両替所も多く、そのいずれでも両替可能。ただ、他の海外の国と同様、ホテル、空港のレートはやはりあまり良くないようです。

また日本国内の銀行のインターナショナルキャッシュカードを持っていれば、マレーシアの一部のATMからリンギットを引き出すこともできます。ただ手数料が高めに設定されている場合が多いので、事前に確認しておくことをおすすめします。

■チップ
私たち日本人が不慣れな習慣である「チップ」。マレーシアでは基本的に不要ですが、高級ホテルでスタッフに何かお願いするときなど、2~3リンギット程度を渡すとスムーズです。またタクシーに乗った際、1リンギット以下のおつりをチップとして渡す場合もあります。

 

マレーシアの季節・気候

日が暮れるとぐんと過ごしやすくなる。昼間の強い日差しには充分注意したい

日が暮れるとぐんと過ごしやすくなる。昼間の強い日差しには充分注意したい

赤道に近いマレーシアはいわば常夏の国! 高温多湿の熱帯雨林気候で、一年中24~32℃と季節による気温の変化はほとんどありません。昼間はだいたい31℃前後、夜や早朝は23℃と温度差があるため、日本の夏より過ごしやすい、という声も聞きます。日照時間も年間を通じてほぼ同じです。

ただモンスーンの影響で雨季と乾季があるため、特にリゾートステイの際は、ベストシーズンを狙いたいところ。マレー半島西海岸と南部は5~9月に雨量がやや増えますが、基本的には一年中ベストシーズン! マレーシア半島東海岸は4~10月、東マレーシアは4~5月、9~10月がおすすめの季節です。この2つのエリアは雨季である11~3月にかけて激しい豪雨に見舞われることがあります。雨季以外でも突然のスコールは良くありますが、そんな時は地元の人々にならってじっとやむのを待つだけ。すぐに太陽が顔を出します。

常夏の国ですから基本的には夏服で過ごせますが、空港や電車内、レストランやモールなどは想像以上に冷房が効いています。上着や靴下、サンダル以外の靴など冷房対策は万全に!

旅の季節はこちらの記事も参考に>>>マレーシアの季節(気候・気温)・祝日・イベント

 

マレーシアの言語

街中で売られている新聞もご覧の通り。マレー語、中国語、タミル語、英語などさまざまです

街中で売られている新聞もご覧の通り。マレー語、中国語、タミル語、英語などさまざまです

とにかく多様な人種と民族で構成されているマレーシア。話されている言語もバリエーション豊かです。日常語は公用語であるマレー語、そして英語、中国語(広東語・福建語)、タミール語などが使われています。イギリス支配の影響もあり、観光客が訪れる場所ではたいてい英語が通じますので、ご安心を。


詳細はこちら>>>マレー語・マレー語会話
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