付属中学校の開設。優秀な生徒獲得に乗り出す
2010年4月、中央大学としては初となる付属中学を開設する。少子化対策の一環として、一貫校の開設をする大学も多い。中央大学には、附属高校がすでにあったが、附属中学校がまだなかったのが不思議なぐらいだ。各学校説明会には、多くの来場者が来ているという。2009年10月に入り、校舎内部の見学も可能。入学予定者は、もちろん100%中央大学への進学が認められている。優秀な学生を確保し、大学の質を維持、高めたいという意欲の表れだろう。
中央大学の就職状況
2008年度の主な就職先は以下のようになっている。
- 株式会社みずほファイナンシャルグループ
- 株式会社 三菱東京UFJ銀行
- キャノン株式会社
- 株式会社 三井住友銀行
- ソフトバンク株式会社
- 東京都庁
- 警視庁
- 三井住友海上火災保険株式会社
- 東日本旅客鉄道株式会社
- 日本生命保険相互会社
例えば、経済学部の場合を例にあげると、約1000名の卒業生のうち、78%が就職を希望し、そのうち98%が就職している。またその中で、従業員数が500名以上の大規模企業に就職しているものが、58.5%と素晴らしい成果だ。これは、1・2年次からの就職ガイダンスから実際の職場でのインターンシップなど、手厚い就職支援のたまものである。