お米ができるまでの過程や作り方を自由研究で調べよう
自由研究でお米について学習しよう
今回は社会科の学習や自由研究の際に覚えておくと役に立つ米作りに関するサイトを中心にご紹介します。
<目次>
米作りの昔と今がわかる 農林水産省「子どものための農業教室」
農林水産省による「子どものための農業教室」は、 米作りや野菜作りなど農業に関して学べる小中学生向けのサイト。米作りに必要な作業を紹介する『くらべてみよう昔といまのコメ作り』のコーナーでは、 米作りの年間スケジュールと必要な作業ごとに、現在と昔の米作りの作業を画像や写真で比較されており、ひとつひとつ手作業で行っていた農作業が機械により効率化されていく様子を学ぶことができます。
米穀安定供給確保支援機構 米ネット「お米ものしりゾーン」
米穀安定供給確保支援機構による米ネット「お米ものしりゾーン」は、 米作りの歴史と文化、生産と流通、栄養と健康などお米について幅広く学べるサイト。土鍋や電子レンジでごはんを炊く方法やお米の袋に記載された一括表示欄の見方など、子供達がお米を身近に感じられる話題も多く紹介されています。バケツ稲の育て方もイラストで詳しく紹介されているので、ご家庭で挑戦してみるのも良いでしょう。
学習に使える写真素材が豊富!「お米の学習」
「お米の学習」には、お米の歴史や品種などに関する質問に答えるコーナーや日本各地の米作りの歴史がまとめられています。日本各地の米作りの歴史は石狩平野、庄内平野、濃尾平野、讃岐平野と平野別の米作りを写真やイラスト入りで、教材ライブラリーは育苗や田植えなど稲作りの流れ、田んぼの水の流れ方などを豊富な写真(一部動画)で紹介しています。
教材ライブラリーの素材は著作権フリーとなっているので、自由研究や調べ学習の際にも役立つでしょう。
デジタルブックで米作りに詳しくなれる「全農キッズ向けコーナー」
全農キッズ向けコーナーでは、日本の農業を紹介したデジタルブックを公開しています。デジタルブック「田んぼをつくって稲作りを体験しよう」には、米の田植えから収穫までを豊富な写真とイラストでまとめられており、プランターで稲を育てるマニュアルとしても利用できます。「田んぼの生きもの調査」には田んぼに生きている生き物たちの四季、実際に生き物調査に出かける際の注意点や調査シートなどがまとめられているので、こちらはそのまま自由研究に利用できそうです。
田んぼの総合情報サイト「クボタのたんぼ」
「クボタのたんぼ」は、農業機械メーカークボタが運営する田んぼの総合情報サイトです。「お米ができるまで」のコーナーでは、農業機械メーカーらしく、ロータリやプラウを装着したトラクタの役割も写真で詳しく紹介。石器時代から現代までの稲作と日本の成り立ちをたどる「稲作の歴史」、なまずやゲンゴロウなど田んぼで暮らす生き物を紹介する「田んぼの生き物」のほか、「田んぼがもつ役割」「田んぼの治水」「世界の田んぼ」「データで見る田んぼ」など、様々な視点から米作りを学ぶことができます。
お米の品種の系譜も学べる 「ヤマタネ お米の話」
ヤマタネ お米の話には、お米ができるまでの農作業、お米の品種の違い、お米の美味しい炊き方などが紹介されています。どのコーナーも必要な情報が簡潔にまとめられており、お米の品種の違いでは、どの品種をかけ合わせて誕生したお米なのか品種の系譜も知ることができます。米作りとアイガモ農法を解説「お米のきたむら」
お米のきたむらは、兵庫県豊岡市で自然環境や生物多様性に配慮した無農薬・減農薬栽培に取り組んでいるお米の生産者さんです。土作りから田植えの様子を写真で紹介しているほか、以前行っていたあいがも農法の様子(鳥インフルエンザの影響により2005年に中止)、現在取り組んでいる「コウノトリ育む農法」と「紙マルチ栽培」による無農薬栽培など、環境にやさしい米作りの様子を学ぶことができます。
キャラクターと一緒に学ぶお米と米菓 亀田製菓「お米の国の物語」
亀田製菓によるお米の国の物語には、 お米や米菓について学べるPDFが用意されています。PDFファイルは59ページと充実のボリュームで、稲の種類や米作り、お米が私たち消費者に届くまでの仕組みなどが写真やイラスト入りで紹介されているほか、 おせんべいやあられといった米菓についてもQ&Aつきで詳しく紹介されています。【関連記事】