Canon MP990のおすすめポイントと気になるポイント
■おすすめポイント- 1ピコリットルはだてではない。非常に粒状感の少ない印刷結果
- L版の印刷が最高画質でも20秒弱と高速なので、きもちよく使える
- iPhone/iPod touch用のApp(Canon Easy-PhotoPrint for iPhone)が無料で利用できる!(EPSON、HPをサポートするePrintは、無料版では縁なし印刷ができない)
- ジョグダイアルは思った位置に止めることが難しく、C309Gのタッチパネルに比べると使いづらい。目的のアイコンを通り過ごしてしまったり、方向キーの操作と混同してしまう
- 電源オンのままでも1日放置すると初回印刷時のウォームアップが動作し、そのたびに1分程度待たされるのが気になった
EPSON EP-802Aのおすすめポイントと気になるポイント
■おすすめポイント- CD/DVDトレイが内蔵されており、ボタン一つで出てくるのは便利
- 本体がコンパクトにまとまっており、設置しやすい
- 用紙トレイは2段式で取り扱いやすい。それぞれ分離して取り外せるので用紙のセットも楽
- 個体差かもしれないが、インクの目詰まりが発生し、ヘッドクリーニングを2回行う必要があった
- 印刷するたびにインク残量を表示する「EPSON Printer Monitor」が起動するのがややうっとうしい
- アイコンの品質が悪いのは機能とは無関係だが少し残念
HP Photosmart Premium C309Gのおすすめポイントと気になるポイント
■おすすめポイント
- ウォームアップが速いので、最初の印刷を待たされることがないのがうれしい
- 用紙種類やサイズ判別機能があるため、プリント時には品質以外「自動」を選択するだけ。間違った用紙サイズを指定するとプリンタが印刷を停止するので、ミスプリントが少なくなります
- タッチパネルの操作性は抜群。とてもシンプルでわかりやすい
- あらかじめ用意されたフォームを印刷できる機能がなかなかおもしろい。カレンダーやチェックリストは普段の生活でも活用できそう
- 印刷結果の色合いを調整する、キャリブレーションツールは自動調整タイプになっており、色合いを自分好み調整できないのが残念(過去の製品はできた)
- OCRソフトウェアが付属しない(Windows、Macとも)あまり使うようなソフトウェアではないが、C309aには含まれるので、できれば付けてほしかった
- やはりCD/DVDレーベルへのプリント機能はほしい
- iPhone/iPod touch用のApp(HP iPrint Photo)がはがきサイズにしか対応していない
総合的に見ればEP-802A、品質のMP990、使い勝手の良さはC309G
スキャナ機能の品質の良さやプリント性能、付属ソフトウェア、ドライバのMac対応状況からみて総合的に判断すると、今回のモデルの中ではEP-802Aが一番のおすすめ。 次点はMP990 > Photosmart Premium C309G という順番になります。ただ、CD/DVDラベルの印刷などにこだわらないのであれば、設置のしやすさ、メンテナンス、用紙セットのやりやすさや操作パネルの使いやすさから「Photosmart Premium C309G」はとても優れており、おすすめできますし、プリント結果の安定性や美しさではややCanon PIXUS MP990のほうが上かな?という感じもします。
プリンタを選ぶときは、利用シーンや、どういった機能に重点を置くかによって、本当に必要な機能だけを搭載したモデルを選びましょう。