子供の英語教育/子供英語関連情報

アメリカ人英会話講師が小学女児に性的暴行(2ページ目)

卑劣な事件が起きてしまいました。小学生の被害者が40名に及んでいるという事実。とんでもないことです。

清水 万里子

清水 万里子

子供英語 ガイド

現在、岡崎女子大学准教授(子ども教育学部子ども教育学科)。児童英語講師、指導歴39年。教育学修士(岐阜大学)。中日新聞「中日こどもウイークリー」英語学習面執筆、学校訪問記事担当(11年間)。2013年4月~2023年3月まで岐阜県可児市「小学校英語コミュニケーション事業」アドバイザー。

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なぜこんなことに?


この事件は、69歳の英会話講師が10年ほど前から繰り返していた犯行でした。脅しをかけられていたのだから女児たちは怯えて何も言えませんよ。もし親に伝えたとしても、親は子どもの将来を気に掛けるでしょうからなかなか言えない。被害者がどんどん増えてしまったのも女児に対する性的な犯行という事件の難しさがあるからでしょう。

自宅に連れ込んでの犯行、車に女児を乗せて自宅に連れてくるという犯行でした。なぜ、家に行ってしまったのか、なぜ、車に乗ってしまったのか・・。尊敬する大好きな先生だったからこそ子どもたちは信頼して付いて行ったに違いありません。だからこそ大変な裏切り行為です。

落とし穴


この犯人が個人で英会話スクールを経営していたこと。きっと犯人の周辺には地元の方々との信頼関係が生まれていたのでしょう。しかし、性癖までは見抜けないです。大手の英会話塾の場合、ネイティブ講師たちは採用段階から経歴、職歴を管理されていますが、こちらも性癖までは判断しかねます。この辺りの判断が非常に難しいですね。人としてのモラル、英語指導者としてのモラル、子どもに英語を教える先生としてのモラルに頼るしかありません。

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