子供の英語教育/子供英語関連情報

子どもの英語教育にも4つのスイッチがある(2ページ目)

横峯吉文先生の4つのスイッチ。テレビ番組で放送された通山保育園の教育方針は、子どもの英語教育においても参考になります。

清水 万里子

清水 万里子

子供英語 ガイド

現在、岡崎女子大学准教授(子ども教育学部子ども教育学科)。児童英語講師、指導歴39年。教育学修士(岐阜大学)。中日新聞「中日こどもウイークリー」英語学習面執筆、学校訪問記事担当(11年間)。2013年4月~2023年3月まで岐阜県可児市「小学校英語コミュニケーション事業」アドバイザー。

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子どもは競争したがる

競争はヤル気にさせる手段です。かけっこでも、一位、二位という順位をつけるほうがヤル気が出てくるそうです。横峯先生は、競争で順位を付けないというのは反対におかしいと言っていました。

子どもの英語レッスンでも、ゲーム活動がありますが、チャンピオンを決めたり、グループ対抗でカルタ取りして勝ち負けを決めています。学習となると、ドリル的な学習で進度を競うことは良いライバル意識も芽生えてヤル気のスイッチがオンになるようです。

ゲーム、ドリル、達成表などは、子どもの競争意識が良い方向へ向いてヤル気のスイッチが入るのでしょうね。

子どもは真似したがる

幼い子どもたちは、聞いたこと、見たことをそのまま真似をするとい特徴があります。横峯先生の通山(とおりやま)保育園では音を聞いてそのまま楽器を弾くというクラスがありました。聞いた音をそのままドレミに置き換えて表現できるそうです。たとえば、鳥の鳴き声をソラシ、ソラシと鳴いていると言う子どももいるようです。

子どもの英語レッスンでは、この特徴は大変ありがたいことです。英語の音をそのままきれいに発音してくれますし、何度も何度もあきずに繰り返してくれます。子どもの英語教育について語るとき、ミミック(物まね上手)という言葉をよく聞きます。音もしぐさもすべて真似てくれる幼児期に英語をたっぷり聞かせたいですね。

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