文部科学省が発行する英語ノート
教科書ではありませんが、指導の基本となる英語ノートというものが平成21年4月に発行される予定です。必修化への準備ですね。英語ノートの内容(試案)はすでに公表されています。テーマ等の一部ご紹介しておきます。
■テーマ
世界の「こんにちは」 Hello, Bon jour, アンニョンハセヨ
自分を知ってもらおう My name is ... , I like apples.
一緒に遊んでみよう How many?
着てみたい服を伝えよう I like red.
ジェスチャーを知ろう I'm happy.
将来、何になりたいの? I want to be a cook.
など。
■言語・文化
世界の様々な挨拶
自分たちの生活と世界の子どもたちの生活
世界の歌遊び
日本と世界の服装
日本と世界の食べ物
世界の子どもたちの夢
など。
どの単元にも国際理解教育が背景にあるのが特徴的です。違いを知ることや、共通点を探ることは子どもにとって面白い学習ですね。英語ノートには歌やチャンツのCDも付きます。
必修化で変わる?
教える側も準備を整えなければなりません。英語ノートが配布されます。 |
総合的な学習の時間内で行われてきた英語活動は3年生も4年生も対象としてきました。今回発表の必修化は5年生と6年生を対象にしていますが、3年生、4年生にもこれまでどおり総合的な学習の時間内でおこなわれます。高学年のように学習時間数が決まっていないだけです。
でも将来、3年生から必修化ということも考えられます。低学年はというと、ノリノリで授業を楽しんでくれる学年です。小学校の裁量で英語活動時間を設けているところも多いですね。