小学校英語教育の実践的な活動例
~Songs & Chants~
会場には総勢150名の参加者。狭いので机は取り去られた。皆さん真剣。 |
これまではECCなどの民間企業がそれぞれ独自の方法で英語教室の先生を育てていますが、どれも小学校で教えるための研修とは言いがたいですね。昨年末に愛知教育大学で行われた研修会は小学校英語教育だけをテーマにしていました。
研修講師の一人として参加しましたので、今回の記事では私の講義内容をご紹介したいと思います。
何のために子どもに英語を教えるの?
教えていると迷いが出る。子どもの英語ってこれでいい?と自問自答する日々が続くことも。 |
このシンプルな質問を受けて、あなたは何と答えますか?一言で表現することはできますか?これは以前出席した学会で出た質問です。英語と日本語を両方とも母語のように操れるバイリンガル教師からパネラー講師たちに向けての質問でした。
きっと質問した教師も自身が子どもに英語を教えてきて迷ってしまったのだと思います。「私は何のために子どもに英語を教えているのだろう?」と考え始めたら答えがどうしても出てこない。だから尋ねたのだと思います。
しかし・・壇上にいたパネラーの先生たちからは的を射た答えが返ってきませんでした。答えが長くなればなるほど会場がザワザワしはじめて、通り一遍の返事では納得していない様子が見られました。
>>英語教育に取り組んでいる小学校教師たちの答えは・・>>