家庭で育てる望ましい方法
酒井先生によると完璧なバイリンガルを作るには、日本語も英語も同じようにやりとりできる環境に身を置くのが最良の方法だということです。その場合、インプットだけでは難しく、きちんと会話の相手をしなければならず、その意味で、人間以外はトレーナーになりえないそうです。両親のどちらかが完璧な英語話者なら理想の環境だといえそうです。
1)日本語も英語も同じようにやりとりできる環境に身を置くのが最良の方法。
2)海外の長期滞在も良い機会。
3)会話をしてくれるネイティブの話者が必要。
~「英語キッズの育て方」より~
つまり、英語ビデオや英語アニメを見せて発音や単語の力だけを伸ばしていっても本当の英語脳にはならない、ということなんですね。
この記事を私なりに解釈してみました。
「幼児期の6歳までは音韻と12歳までに文法」と難しく考えなくても一般的に言われているように、子供の英語は“音とリズムで文章を丸ごと与える”ことが望ましいといえるのではないでしょうか。手段として親子で楽しみながらの絵本の多読は適していますし、ネイティブの英語教室へ行く必要もあるわけです。12歳までに長期で親子留学をする機会があればさらにいい、ともいえそうですね。
いずれにしてもバイリンガル育児には時間とお金がかかりますね。「英語キッズの育て方」に掲載されている「英語教育、いくらかかるの?マネー比較」という記事もとても興味深いですよ。
関連サイト:
AERA with kids 「英語キッズの育て方」身近に外国人のいる生活が子供を変えた!
ネイティブに英語を習って3ヶ月目の変化
いくらかかるの?親子留学の費用