火災保険の比較と見積サイトはどう使う?
それでもなるべく無駄を省いて火災保険料のお得なものに加入して、事故や災害の被害に遭った際にはストレスなくスムーズに火災保険金を支払ってほしいと誰もが考えているはずです。
今やネットを使えば火災保険の比較サイト、見積サイトは山のようにあります。火災保険を上手に選び、比較する際にこれらのサイトを活用したいものですが、これはこれで数があり過ぎて使い方が分からにくい現状もあると思います。
そこで今回は火災保険を比較するための見積サイト・比較サイトの使い方や見分け方、注意点などについてお話したいと思います。
火災保険の自由化はなぜいま一つ?
火災保険は自動車保険と比べるとインターネットでの加入などがあまり進んでいないように感じる人も多いと思います。それはなぜなのでしょうか?
インターネットなどで見積もりをする場合、条件が分からなければ保険料は計算できません。自動車保険の場合には契約するクルマの内容は車検証があれば分かりますし、クルマやバイクを所有している人なら誰でも持っているものです。火災保険の場合、その契約する建物(賃貸なら家財が収容されている建物)の構造や地域などによって火災保険料率が異なります。地域はともかく建物の構造は外観だけでは判断できないケースも珍しくなく、これを加入者が自分で判断するのは実際に難しいのが現状です。
しかしながら2010年初頭には損保各社がこうした点も踏まえて火災保険の改定を予定しています。この辺りが改善されてくると今後は火災保険の加入や見積・比較の方法なども変わってくるかもしれません。
火災保険を見積、比較するためには何が必要?
ここから具体的に火災保険の見積・比較サイトの使い方や見分け方などについてお話していきましょう。何社かの保険の見積やパンフレットを見て比較する場合、絶対に忘れてはならないことがあります。これは簡単な話で極力契約する条件を合せることです。
当たり前の話なのですが、保険の場合これが意外と難しくなることもあります。見積を取り寄せると保険料がどこが安いかに真っ先に目が行くと思います。このとき自分では条件を合せたつもりでもあっていないことがあるわけです。
実際のところ自由化が進んでくれば、各社の火災保険商品が違ってくるのは当然です。A社にはあるけどB社にはない補償がある場合、そんなに保険料に影響しない補償もあれば大きく関係するものがあるわけです。
これは火災保険に限った話ではなく、生命保険や医療保険、自動車保険などで比較検討を行う場合も同じです。まずはここを意識しておきましょう。
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