ベルギー、ドイツ、スイスに近いフランスの北東部
モザイク模様が美しいボーヌのオテル・デュー© Alain DOIRE - Bourgogne Tourisme
アルザス地方
ドイツ風の建築が並ぶアルザス地方のコルマールの町並み
■日本からのアクセス
日本からアルザス地方に行く最短の方法は、パリ・シャルル・ド・ゴール空港経由の航路ルート。日本からパリまで約12時間、パリからストラスブールまでは約1時間、ミュルーズまで約1時間10分。
TGV利用の鉄道ルートなら、空港からストラスブールまで約2時間30分、コルマールまではストラスブールで在来線に乗り換えて約3時間30分、ミュルーズまで約3時間40分。
ドイツのフランクフルトからバスで入るという方法もあり、フランクフルト空港から約2時間30分でストラスブールに着きます。
■おもな見どころ
ストラスブールのプティット・フランスは、ドイツ風の町並みに運河が入り組んでいる
カテドラル(大聖堂)を中心としたストラスブール旧市街は世界遺産となっており、古い街並と運河地帯の2つを楽しむことができます。ミュルーズの見どころとしては、自動車博物館や鉄道博物館などの乗り物の博物館。モーターファン、鉄道ファンは特に訪れたい都市です。
この地方のもう一つの魅力は、電車では行けないアルザスのワイン街道巡りです。アルザス地方は、ボルドー、ブルゴーニュと並ぶフランス有数のワイン産地であり、なだらかな地形を利用したブドウ畑は、フランスならではの景色です。
■名物料理
アルザス名物のシュークルートは、一皿で2人分ほどのボリューム
まず筆頭に上がるのが、酢漬けのキャベツと肉類の煮込み料理、シュークルート。そして薄いタルト生地にホワイトソース、チーズ、ベーコン、タマネギなどをのせて焼いた「アルザス版ビザ」タルトフランベ(アルザス語では「フラメンキッシュ」)。そして、パリやその他の地方ではなかなか美味しいものがないので、是非本場で味わっておきたいのがプレッツェルのパン。ほどよい塩味とモチモチの柔らかい食感が特徴で、アルザス名物のソーセージやチーズを挟んだサンドイッチも美味。フォアグラやビールもアルザス名物として知られています。
■お土産
パッケージが可愛いフェルベールのジャム
フォアグラだっておすすめのお土産。真空パックや瓶詰めで日持ちするものも多いので、日本に帰ってからもアルザスグルメを堪能できます。
■イベント
アルザス最大のお祭り、クリスマス市© l’Office de Tourisme de Strasbourg et sa Région / Bernard NAEGELEN
【参考サイト】
※HPは日本語、実際のツアーは英語か仏語で行われる