マイカーローンは販売店クレジット以外にも！
自動車ローンもいいですが、維持費も忘れずに毎月の支出予定に入れましょう。
[各種銀行]
都市銀行や地方銀行、信用金庫など金融機関によるカーローンは、金利が低めなのが魅力。給料振込みや公共料金の引落しの利用で、さらに金利が優遇されることもあります。
当然のことですが、返済能力を調べるため源泉徴収票などの書類が必要で、勤続年数などの厳しい条件もあります。また「本当に車を買う」ことを証明するため、事前に必ず見積書や契約書等を持って銀行の窓口まで行かなければなりません。
販売店のローンよりは審査に時間がかかり、状況により審査が通りにくい傾向があります。
[農協・労金]
地域ごとに金利や借り入れ条件は異なりますが、一般的に他の金融機関に比べて金利が低い場合が多く、審査や手間も銀行ほどではありません。農協や労金の組合員なら一度あたってみることをオススメします。低金利商品を販売しているCMなどもよくみかけますね。
各種銀行もそうですが、農協等は別途保証料がかかることが大半です。その点も踏まえて金利の検討が必要です。
まだあるこんな借入先。
[保険会社]財産性の高い生命保険に加入している人は要検討。保険によっては、「契約者貸付」で低利の借り入れが可能かもしれません。
[証券会社]
証券を保有していることが前提ですが、証券時価額の60～90％の範囲で資金を貸してくれる証券担保ローンがあります。
[クレジット会社]
販売店クレジットではなく、任意にクレジット会社を選ぶこともできます。販売店クレジットより低利な場合もあるかもしれないので、事前に確認が必要です。
[親]
返済方法や利息ナシなど融通は利くかもしれませんが、甘えすぎるのも考え物。親子だからこそ、お金のトラブルはご法度と言えます。
ローンは賢く利用して、カーライフを快適に！
一口に「カーローン」と言っても、借り入れ先はこんなにもあり、それぞれに特徴があります。金融の自由化がすすみ、自動車保険は必要な保障を選んでつけることができたり、自分がいいと思う保険を選んで契約できたりします。お金を借りる行為は規制が厳しくなっているとはいえ、それだからこそ借り入れ先だって積極的に選ぶべきです。金利はもちろん、条件や手続きなど違いはさまざまですが、それぞれのカーローンのメリット・デメリットを理解し、比較した上で、あなたの目的に合った借り入れ先を選びましょう。金利や返済方法も大事なポイントですが、所有権も見逃せないポイントです。そして、あなたのカーライフが借金返済に追われることのないように、返済計画もしっかりと考えて、無理のない自動車購入をしましょう。せっかくのお得な決算期、後悔せず、本当の意味でよい買い物をしてください。
