年収300万円の彼が700万円の生活ができる理由(2ページ目)

レンタル感覚でモノを買う

具体的に考えてみると、5万円のブランドバックを買って3ヵ月使って飽きてしまったとします。それをオークションに出品したところ、4万円で売れたとしたら、実質的には1万円で3ヵ月間使うことができたことになるのです。

つまり1カ月約3300円でブランドバックを持つことができたことになり、1日で考えたら約110円です。缶ジュースよりも安い。

こういったスタンスのベースになっているのが「レンタル感覚」です。これは「月いくらでバックを持つことができる」という考えであり、こういった発想があるから「じゃ、次はこのバックを持とう、レンタル感覚で」という流れができてくるわけです。非常にスピード感がある「所有」です。

コストを抑えて消費する

さらに、その4万円を使ってまた新しい物を買う、あるいはオークションなどを使えば、本来かかる費用よりもずっと安い価格で物を手に入れることができるわけです。

仮に先ほどの5万円のバックを売らずに、新しい物を4万円で買ったとしたら、かかるコストは9万円です。でも、5万円のバックを4万円で売ることができて、そのお金を使って4万円のものを買えば、お金はかかってないことになります。（改めてお金を出していないというイメージ）

でも、当然ながら新しい物は手に入れることができているわけで、商品をうまくサイクルさせることによって、本来ものすごく大きなお金がかかるところを、ずっと小さく抑えることができてしまうのです。

サイクルを作ってプチ贅沢をする

同じ商品をずっと使い続けることもあると思いますし、それはそれでこだわりを持ってのことなので素晴らしいことです。でも一方で、新しいものを使ってみたいという願望を持つ人がいるのも否定できません。

そういう願望をかなえるのが、

今持っているものを売る→お金を得る→新しい物を手に入れる

という流れなのです。一定のサイクルで新しいものを使っていくというライフスタイルもありですし、そういう生き方も、私はありだと考えています。

こういったサイクルをうまく作ってしまえば、年収が300万円だとしても、年収700万円の人と同じような生活を送ることが可能かもしれません。不要なもの、飽きてしまったものはどんどん手離す。これをするだけで、実際の年収よりもハイクオリティな生活が送れるという発想は、ありそうでなかったのではないでしょうか。

では、こういったハイクオリティな生活をするためにはどうすればいいのか？根本的に何が必要なのか？これについては、また次回の記事で紹介することにしましょう。
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