上品で落ち着いた趣あるタイのリゾート、ホアヒン
バンコクから陸路で気軽に行けることから、バンコク在住外国人の家族に人気のあるビーチリゾートでもある
タイ王室の避暑地として上流階級社会で親しまれてきて、王室御用達のロイヤルリゾートとして発展しました。そのため、プーケットやパタヤビーチの喧騒とは異なる、大人のリゾートとしての落ち着いた趣があります。例えるなら日本の葉山のような上品な雰囲気と言えるでしょう。
意外と日本の観光客にはその名前と魅力が知られていないのですが、バンコク在住の日本人が「タイで一番リラックスできて好きなリゾート」として挙げるほど人気の高いビーチリゾートでもあるのです。そして一度訪れるとその魅力にはまり、ほとんどの人がリピーターになるといわれています。
ロケーションとアクセス
のんびりとした時間の流れや、田舎の風景を楽しむなら列車の旅がおすすめ
■列車
フアランポーン駅から列車も出ていますが、所要4時間弱と車よりも時間がかかるため、利用する人は車やバスよりも少ないようです。しかし、タイの田舎風景をのんびり眺めたり、乗り合わせたタイ人と話をしたり、列車でしか味わえない楽しさもあるので、時間に余裕のある人にはおすすめの移動方法です。
■バス、ミニバン
中距離バスが南バスターミナルから出ています(180バーツ/約576円~)。しかし、南バスターミナルがバンコク市内から非常に遠いため、旅慣れている人であれば、バンコク市内のビクトリーモニュメント(BTSビクトリーモニュメント駅)付近から出ている中距離用のミニバンに乗って行くと便利です。ちなみに料金は160バーツ~(約512円)。外国人観光客も多いため、スタッフも簡単な英語で対応することが可能。本数も多いので当日乗り場へ行ってチケットを購入しても大丈夫です。出発までに時間があれば、近くのショッピングセンターやバンコクで有名な屋台街を散策するのも楽しいかもしれません。
■チャータータクシー
普通のメータータクシーよりもきれいで大きい車が使われることの多いチャータータクシー
ホアヒンの気候
雨季はバンコクやプーケットほど雨が降ることがないと言われています。タイのほとんどのビーチが雨季になってしまう日本の夏休み時期も、ホアヒンのビーチは雨の影響をそれほど受けず楽しめるでしょう。ホアヒンの代表的なビーチ
美しい白浜が北から南に5キロも続くホアヒンビーチが、ホアヒンの中心部。ちょっと足を伸ばせば、海の透明度が高いことで知られるスアンソンビーチや、日本のCMのロケにも使われたことがあるほど入江の風景が美しサイノイビーチがあります。ホアヒンの魅力
綺麗なビーチと美味しいシーフード、そしてゆっくりと流れる時間が魅力のホアヒン
ビーチリゾートにありがちなネオンがギラギラしたバーや歓楽街もなく、街全体が上品な雰囲気というのも家族連れに支持されている理由。
そして、街全体がこじんまりしているため、海以外の観光、ショッピング、グルメのすべてを堪能しても移動距離も少ないため体力も消耗しません。2~3泊の滞在をあわただしく時間に追われるのが嫌な人には、程よい大きさの街と言えるでしょう。
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