タイ/タイのビーチリゾート

サメット島

バンコクから一番近いリゾートアイランド、サメット島。バンコクっ子たちが週末に訪れる定番リゾート地としても知られています。島内には大きなデパートやレストランなどはない本当に文字通り「素朴な島」。ビーチでただひたすらのんびり過ごし、何もしない贅沢を味わうためのリゾートです。バンコから近いところに、これほど美しいビーチがあるということに驚くはずです。

執筆者:清水 千佳

バンコクから一番近い秘島、サメット島

バンコクの近くにありながら、美しい自然と透明度の高い海を守り続けているサメット

バンコクの近くにありながら、美しい自然と透明度の高い海を守り続けているサメット

バンコクから一番近いリゾートアイランド、サメット島。バンコクっ子たちが週末に訪れる定番リゾート地としても知られています。もともと小さいバンガローしかない島で、バンコクっ子たち以外には、バックパッカーしか見かけませんでした。けれど近年、数は少ないながら高級リゾートが何軒か建てられ、さらに新しい空港ができアクセスも良くなったことから、多くの観光客が訪れるようになりました。

サメットの魅力は何と言っても、バンコクから近いとは想像できないほどの美しい海と白い砂浜、そして雨季の影響をほとんど受けない気候でしょう。島内には大きなデパートやレストランなどはなく、ビーチ沿いにこじんまりとしたレストランやミニマートがある程度。ビーチでただひたすらのんびり過ごし、何もしない贅沢を味わう素朴なリゾートなのです。

サメット島へのアクセス

島内に空港はないため、バンコクから車とボートを使っての移動となります。バンコクのエカマイバスバーミナルからバンペー行きのエアコンバス(1.5時間おきに出ています)で、約3時間。タクシーを使っても1800バーツ(約5040円)前後で行くことができます。バンペーからボートに乗り換えて約30分。サメットリゾートグループのホテルに宿泊する人は、バンペーにある専用ボート乗り場からスピードボートの利用が可能。所要時間は約10分。

サメット島の気候

一年を通して気候は穏やかで雨が少ないのがサメットの特徴です。一応6~9月は雨季とされていますが、バンコクなど他のエリアに比べてあまり降ることがありません。

サメット島の代表的なビーチ

一番有名なのはサイケーオビーチですが、船着き場もあり人の往来が激しいためビーチはそれほどきれいではないので、おすすめできません。

■パイビーチ、タプティムビーチ

ゲストハウスに滞在するなら隣り合わせになっているこの2つのビーチがおすすめ。海の透明度も高く岩場に行けばシュノーケリングが楽しめます。また、値段が手頃なレストランやインターネットカフェなどもあり、節約派には嬉しいビーチです。

■ウォンドゥアンビーチ
タイ人に人気のビーチ。ここを拠点に徒歩でいくつかのビーチに足を延ばすことも可能です。夕食時には、砂浜ににテーブルが並びテーブルの上にランプがともって、波の音と潮風を感じながら食事が楽しめます。

■プラオビーチ
サメットリゾートグループの高級ホテル(4つ星クラス)が2軒並ぶビーチです。基本的にはホテルに宿泊しているゲストしか利用できないプライベートビーチなのでとても静か。セキュリティも厳しく、モノ売りは立ち入り禁止、バイクやバギーもビーチの手前までしか乗り入れることができません。サメットで一番落ち着いた雰囲気のビーチと言えます。

サメット島の見どころ

リゾートアイランドの物価は高いことで知られていますが、ここサメット島では安くて美味しいシーフードが食べられます。人気のあるシーフードレストランはパイビーチ、ウォンドゥアンビーチに集中しています。

また物価の安いサメットでは、離島を巡るシュノーケリングツアーの料金も格安。1人600バーツ(約1680円)で半日たっぷり楽しめるツアーに参加することができます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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