旅行の前にいくら両替すればいい?
台湾ではどれくらい両替したらいいのか、迷いますよね。観光旅行の場合、1つの目安として1人あたり滞在日数×9,000円、という計算を基準に。つまり2泊3日なら27,000円、3泊4日なら36,000円くらいあれば、食事やタクシー乗車、夜市での買い物、ちょっとしたおみやげ購入などに対応できると思います。クレジットカードを全く使わないのであれば、もう少し+αして両替するのもいいかもしれません。また人数が3~4人で、タクシー代も人数割りできるのであればもう少しマイナスしても大丈夫でしょう。食費は屋台などで安く押さえてタクシーは使わず、おみやげもあまり買わないというのであれば、この予算の半額(2泊3日なら14,000円くらい)を目安に両替を。
台湾で特に安いもの&高いもの
台北郊外にある猫空の茶芸館、縁續縁景観茶坊
日本より高いもの代表ナンバーワンは、日本製品です。日本製品や日本ブランドは日本よりも値が高く、SALEになってやっと日本の定価に下がっていることも……。例えば日本のMUJI(無印良品)はカジュアルなイメージですが、台湾ではやや高価でスタイリッシュなブランドという位置づけです。
日本製品や日本のブランドが好まれる台湾では、多少割高でも、「日本製品=高品質」と思われているため、ニーズがあるのです。そのため、明らかに台湾で作ったと思われる、誤字だらけの日本語が書かれた製品が売られていることがあり、見ると結構笑えます。
スターバックスなどのカフェで飲むコーヒーや、茶藝館(中国茶カフェ)で飲む中国茶は、日本よりやや安い程度で、台湾の他の食べ物と比較すると割高です。
特に台湾茶はいいものほど手間をかけて作られているので高価で、その値段に味も比例していることが殆ど。そういった良い茶葉から売り切れていくというお店もあります。しかし高い茶葉ほど1さじの茶葉で何煎も飲めるので、何杯も飲むならかえってお得になることもあります。
中国茶の茶器も手書きであれば、小さくても高価。日本で出回っている安い中国茶器は、中国大陸で量産されたものが多いためなじみがないかもしれませんが、台湾で1つ1つ手作業で丁寧に作られたものは、高級ブランド食器並みの値段がすることもめずらしくありません。
- 台北の交通機関については>>>台北の市内交通へ
- 中国茶にかかる様々な費用については>>>台北の中国茶・茶芸館へ
※1台湾元=2.8円で計算しています。