三洋電機 炊飯器 匠純銅 おどり炊き ECJ-XP2000(2ページ目)

三洋らしいもっちり感は「ふつう」モードで

標準コース「白米・ふつう」で炊飯。ふっくら膨らんだ見た目どおり、もっちりとして粘りがあり、しっとりやや柔らかめに炊きあがります。もちもち系のご飯が好きな人にはたまりません。「匠炊き」はやや硬めの炊きあがりで、米の旨みや甘みがより際立っています。季節を選び、さらに甘み・粘り・硬さを選ぶ「四季炊き」コースは、好みの味をとことん求める人に最適です。「省エネ」コースは、しっとりした感じがなくなり、おいしさが半減しました。せっかくなので、多彩な炊き分けモードで楽しむことをおすすめします。

「ツイン減圧システム」で圧倒的な火力が自慢

人気の「おどり炊き」は、独自の炊飯方式「可変圧力」技術が要です。加圧と減圧を繰り返すことで、米をかき混ぜ一粒一粒、均一に熱を伝えています。この圧力をコントロールする部分をこれまでの1つから2つに増やすことで、減圧にかかる時間を短縮。それにより、今までに比べて激しい沸騰がおこり、炊きムラを解消して米の中心までしっかり熱を浸透させることが可能となりました。圧力炊きの元祖として、ますます磨きがかかった「可変圧力」で、さらにおいしさを極めています。

直感的に操作できるボタンは誰にでも使いやすい

炊き分けメニューが多いほど操作が複雑になりがちですが、取り扱い説明書を読み込まなくてもしたいことが直観的に操作でき、メニュー構成とボタンがしっかり整理されていると感じました。例えば「お米選択」ボタンを押すと、米種が変わり、その米種で選択できる炊き分けメニューだけが表示されるのは、わかりやすくて親切。また、スイッチの配置も整然としているのも使いやすさにつながっています。これらの操作に比べると「四季炊き」は、やや操作が複雑になりますが、総じて操作がしやすい1台でしょう。