【2009年9月】主な金融機関の長期固定金利(30年返済)
今月の主な金融機関の全期間固定、または30年固定の金利、および総支払額を比較してみましょう。<借入額3,000万円、30年返済の場合>
総支払額は、返済額の累計に保証料と事務手数料を加えたもの。保証料が必要な場合は、一律58万円として計算。保証料は、金融機関によって若干異なる場合もあります。 |
超長期で3%以下の金利を提供しているのは先月同様、ソニー銀行、新生銀行、住信SBIネット銀行、住友信託銀行となっています。ソニー銀行、住信SBIネット銀行は、先月より金利を引き上げ、住友信託銀行は横ばい、新生銀行は引き下げ、と動きが異なりました。
住宅ローンの比較をする場合、金利以外にも注目してほしいのが保証料や事務手数料です。特に、保証料は返済年数が長いほど、借入金額が大きいほど高くなり、その金額も大きなものになります。保証料や事務手数料も考慮した総支払額での比較も、住宅ローン選びの参考となります。
保証料や事務手数料も含めた支払総額では、今月も、ソニー銀行が有利となりました。また、金利は住信SBIネット銀行より高い新生銀行ですが、初期費用の少なさから、総支払額では新生銀行と住信SBIネット銀行はほぼ同じ水準となりました。
超長期の固定を希望している人は「フラット35」も検討の価値あり。次のページで比較してみましょう。