日本と事情が違うフランス旅行での予算
どんなところにお金がかかるのかを知っておくことはとても大事
フランスに旅行するとしたら、一体いくら必要か。そういった質問を多く受けます。それは人によりけり、行き先によりけり……というのは言うまでもありませんが、日本とフランスでは、お金がかかるところとかからないところの若干の違いがあります。そういったことをしっかりと事前に押さえておけば、思わぬ出費というのは最小限にとどめることができます。旅行の予算を組む際の参考になれば幸いです。
宿泊費はこちらを参考に>>>
フランスの宿泊費
※1ユーロ=約132円(2017年9月17日現在)
パリでの1日の予算
パリ一有名な観光スポット、エッフェル塔も眺めるだけならタダ
同じフランスといえど、どこでどんな過ごし方をするかによって予算は全く違ってきます。なかなかイメージしにくいと思うので、多くの人が訪れるパリを例にとり、パリで一日過ごすとしたら……という想定で予算を組んでみましょう。
美術館1件、その他観光スポットに1件、入場料無料の大聖堂や市立美術館に1件行くと想定して入場料は計約25~35ユーロ。
食費は、昼はビストロで2皿のコース+飲み物で約30ユーロ、午後のお茶で10ユーロ、夜はビストロか普通のレストランで3皿のコース+ワインで約80ユーロで一日計約120ユーロ。
交通費は1日メトロとバスが乗り放題のチケット7.5ユーロ。
以上合計約127.5ユーロとなり、150ユーロもあればパリ観光は充分に楽しめると思います。
パリの歴史を扱うカルナヴァレ美術館は市立なので入場は無料
もちろん、訪問スポットをパリ市立美術館や大聖堂など無料のところを中心にしたり、食事はサンドイッチ、交通費をなるべくかけずに歩く、などの工夫をすれば30ユーロでも足りたりします。逆に移動をタクシーにしたり、高い食事やワインを選んだりした場合は300ユーロくらいはすぐに越えてしまいます。
ちなみに以上の予算は買い物や宿泊費は含まれていませんのでご注意を。
フランスで高額もしくは低額なもの
品質は高く価格は安いフランスの化粧品
フランス人のお風呂嫌いは、石鹸やシャンプーが高いから!?
フランスで特に高いものは、まず外食費、それからシャンプーや石鹸などのトイレタリー用品、生活雑貨、下着類など。下着に関しては、パリにユニクロができた時、その安さはセンセーショナルだったほど! それでも日本での価格の2割増ですが……。それから、ノートやペンなどの文房具も高いです。以上のものは、日本製品に比べ高い割にクオリティは低いという有様なので、特別にお目当てのものがない限りは、買うのを控えることをオススメします。
逆に安いものは、ドラッグストアでのフランス製化粧品。日本でも人気の商品が揃っていてしかも日本で買う半額くらいでゲットできます。特定のアレルギーがある人や敏感肌の人以外は、フランスのコスメは品質は高いと思うので買う価値があると思います。