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Webを使って簡単に家計を管理する方法(2ページ目)

「家計管理」と聞くと、「家計簿」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか? 本屋で年の初めのよく見かける家計簿。「簡単」「続けられる」をキーワードにしたものが多いですが、やっぱり手書きで管理するのは大変ですよね。そこで今回は、インターネットの無料サービスを利用した家計管理の方法を紹介します。

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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家計管理に役立つサービス

インターネットで無料で利用できる、家計管理サービスが増えたって本当?

インターネットで無料で利用できる、家計管理サービスが増えたって本当?

それでは、インターネットを利用して「収支管理(家計簿)」と「資産管理」をする方法を紹介します。

■Webの家計簿(収支管理)サービス
オンライン家計簿“うきうき”
フリーソフト「うきうき家計簿」がオンライン化され、無料会員登録すると、毎月の収支を簡単に記録し、グラフで見ることができます。収入と支出の基本的な項目は事前に登録している他、自分で自由に追加・修正することができます。

このサービスの特徴は、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)機能が一生になっていて、日記を公開したり、他の会員と情報交換したり、励まし合ったりしながら家計簿をつけることができます。これなら長く続けることができそうですね。また、健康管理やスケジュール管理などの付加機能もあります。

Lococom-ロココム
本来は、地域コミュニティサイトのロココム。こちらのマイページにある家計簿機能が便利です。収入と支出は必要最低限の項目のみなのですが、シンプルなのでかえって続けられやすいかもしれません。地域コミュニティサイトというだけあって、会員登録時に登録した住所に連動して、地域の生活情報を見ることができます。余計な支出が増えてしまいそうな気がしますが……。

ネット家計簿「ココクル家計簿」
家計応援サイト「ココマネ」のメインコンテンツ。支出の入力が「カンタン、レシート、詳細」の3通りができ、自分に合った付け方ができます。また、コミュニティ機能や他の会員との比較、クレジットカードの自動記録などの各種機能も充実しています。

●まだまだたくさんある「オンライン家計簿」、どう選ぶ?
インターネット検索サービスで「オンライン 家計簿」のキーワードを検索すると、他にもオンライン家計簿が多数存在することがわかります。会員登録をしなければ操作性などわからないものもありますが、入力のしやすさ、項目の詳細(あまり詳し過ぎても大変です)など操作性は大切です。また、モバイル端末に対応しているなど、ご自身のライフスタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。自分や長く続けやすいサービスを選択することが大切です。続けることに意味があるのですから。

■Webの資産管理サービス
オンライン家計簿は、ずいぶん前からサービスの提供があったのですが、資産管理サービスの方は、最近になって急速に充実してきました。

みんなの口座管理
セブン銀行が運営するマネーサイト「みんなのマネーサイト」のサービスの1つ「みんなの口座管理」。複数の銀行や証券会社の口座残高、クレジットカードの利用明細、貯まったポイントやマイル等を
ひとつのIDとパスワードで確認することができる口座管理サービスです。もちろん、セブン銀行に口座を持っていなくても利用可能です。複数の銀行口座の明細やカードの利用明細も一括して自動的に管理することができるので、家計簿のように支出の記録をつける手間が省けます。

また、証券会社などに保有している有価証券は、自動的に時価情報が更新されるので、夫と妻名義の口座を登録すれば、家庭全体の資産・負債をリアルタイムで把握することがきます。

人生通帳
ソニー銀行の利用者向けのサービス。基本的なサービス内容は「みんなの口座管理」と同じですが、家族構成、基本収入や生活費などの支出、ローン情報、資産情報などをもとにライフプランを分析する、ライフプランシミュレーター機能があります。ソニー銀行の口座残高または融資額が10万円以上に人が利用の対象となっています。

Money Look
SBIグループが運営するオンライン資産管理サービス。Yahoo! Japanとのサービス連携もあります。今までのオンライン家計簿や資産管理サービスは、インターネットの閲覧ソフトがあればすぐに利用ができたのですが、このMoney Lookは、専用ソフト(無料)をダウンロードする必要があるので、ひと手間かかります。

その分、各銀行、証券会社、カード会社の口座管理だけにとどまらず、金融資産のポートフォリオ(資産配分)や株式・投資信託の明細情報、注文状況などの投資管理機能が充実しています。

●家計簿としては使えない
どの資産管理サービスも銀行口座やカードの支払い明細をダウンロードでき、家計簿的な使い方ができると謳っていますが、記録はできるけれども、費目ごとに集計されないので、家計簿として使うには少し無理があります。

●ID・パスワード管理は重要
口座を一括管理できる資産管理サービスの利点は、登録した口座へのオートログイン機能です。登録口座のIDとパスワードは資産管理サービスに一度登録すれば、ワンクリックでログインできるようになるので、便利なのですが、その分、資産管理サービスのID・パスワードの管理は重要です。

>>「家計簿」と「資産管理」の他に大切な家計管理

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