妹が語る、姉のマンション購入
姉のマンション購入が妹にも好影響を与える!?
「お姉ちゃんってずるいんです」。開口一番の妹、S子さんのコメントでした。
「私が、お姉ちゃんがいないと大変であることを知っていて、出て行くっ、ていうのです、しかも、内緒にしているだなんて、ショック」。と怒りも悲しみも感じます。
「でも、」とS子さん。「そういえば私は、お姉ちゃんがずっと家にいるものだと考えていました。すべて頼りっきりで、それが当たり前だと思っていたけれど、当たり前の状態ではなかったのですね。」「今回のお姉ちゃんの行動にはとても腹が立っていたけれど、こうして話しているうちに、なんだか落ち着いてきました」。S子さんは冷静に現状を受け入れようとしているようです。
Y子さんが出て行った後のS子さんの可能性についていろいろとお話をしていましたが、今の場所で一人で家賃を払い続けるのは到底無理。母親のところへ戻って仕事を見つけ、とにかくお金を貯めてみようと思う。と決意表明が出てきました。
「おそらく、母との二人暮しは長く続かないと思う。それで姉と二人暮しをしていたのですから。一刻も早くひとり立ちできるよう頑張ります」と、何やら事情があるようですが、ひとり立ちへの動機付けとなれば、母親との関係もそれでよいのかもしれません。3人それぞれがほど良い距離を保てればいうことなしです。
中古マンションは来年の秋を目指す!?
Y子さんは、場所と予算を優先して、新築ではなく中古マンションをターゲットとしています。情報収集もしていますが、今の家賃と同程度の払える住宅ローンが組めそうです。ただし、1年以上先の購入だと、市況も金利水準も変わっているかもしれません。情報収集をしてよいマンションがあれば、時期にこだわらなくてもよいのではないか、とアドバイスしました。
Y子さんが、来年の秋という時期にこだわるのは何故かと尋ねたところ、自分の事情でも、母や妹の事情でもなく、占いの結果だということが判明。なるほどと思うもののこればっかりは個々の考え方です。時期を早めて購入し、後で不具合が出た際に「あの時、急いで購入したから」と後悔するようでは困ります。判断はY子さんにお任せし、情報収集を続けて希望に叶ったマンションと巡り合ったら、その際に占いしてもらえばよいのでは、とアドバイスしました。
Y子さんのマンション購入は、S子さんにも良い影響を与えそうです。お二人が自分らしい新しい暮らしを始められるよう、心より願っています。