『いかに心地よく、快適に、そして美しく暮らしたい』
モノとモノの接点、細心のディテールに作者の魂を注入しているこの椅子は、フィン・ユールデザインの結晶と言っても過言ではないのです。1945年に製作・発表。張り仕上げは全て手縫い、インターナショナルなデザインとして、様々な空間に馴染み、多様な使い方が可能なこの椅子は、作り手は変われども、60年以上の歳月を経てもなお作り続けられ、世界中の人々に愛され、家具の歴史に残る名作椅子です。
● NV-45 2P チーク(バージンフレーム)
製作工房:Niels Vodder(デンマーク)
素材:チーク材
価格:¥4,767,000-(輸入革張り)/¥3,769,500-~3,696,000-(生地張り)
社長がおっしゃた『居場所』という言葉が印象的でした。……『家具』を売るのではなく、買った人の『居場所』を売っている。そして、キタニさんと日本の文化を発信したい。……サンモトヤマの社長がおっしゃた『居場所』という言葉。
フィン・ユールの家具、とりわけ椅子を見ていると家具は、単なる道具ではなく、暮らす人の『居場所』そのものを『いかに心地よく、快適に、そして美しく暮らしたい』、暮らす人の心を示している。
■生誕100年記念 フィン・ユール邸建築プロジェクト/フィン・ユール展
・東京 4月10日~25日 サンモトヤマ銀座店
東京都中央区銀座6-6-7朝日ビル地下1階
tel.03-3573-0003
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■今回の関連リンク
→株式会社キタニ
→「サンモトヤマ」と「フィン・ユール展」前編
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