医療保険/医療保険の選び方

老人向け医療保険を選ぶポイント(2ページ目)

親と離れて暮らしていると、年々親の健康が心配。せめて医療保険くらいは加入してお金の心配を回避しておきたいと思う人も多いのではないでしょうか。

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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医療保険選びのワンポイント

60~70歳代で医療保険に加入するには、年齢要件と健康状態をクリアすることが大前提ですが、問題ない場合は、安心できる保障を保険料の負担を如何に抑えながら確保するかがポイントになります。

保障期間は80歳までや90歳までもありますが、安心できる終身を選ぶのが望ましく、その場合、保険料の払込期間も終身となる場合が一般的です。しかし、長生きしてもらいたいものの、保険料を30年も40年も払うことになると、年金生活の親が払うにしても、子育て中の子が払うにしても、それなりの負担感になります。

そこで、保険料の払込期間が終身以外の設定も比較検討してみると良いです。払い込む期間が短くなるので、月々の保険料はさらに高くなるものの、払い終える時期や額が決まっている安心感があります。長生きすれば保険料合計は終身払いよりもかなり割安に済むはずです。

親子で会話する機会ができることも大事

明日にでも親に電話してみようかな

明日にでも親に電話してみようかな

もし病気やケガで入院・手術などをした時の経済的備えとして医療保険は重要な役割を果たしますが、加入しなければならないわけではありません。預貯金で対等することも可能です。その人にとって安心できる最適な備えができていれば良いのです。

子が親の医療保障を考えることは素晴らしいことであり、そのことで親子が将来について会話することもまた大事なことです。明日にでも早速話してみましょう!



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