医療保険/がん保険の基礎を学ぼう

定期型がん保険のメリット・デメリット

がん保険にも定期型と終身型があり、それぞれメリット・デメリットがあります。定期型がん保険について、その特徴をみていきます。

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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がん保険にも定期型と終身型があり、それぞれメリット・デメリットがあります。今回は定期型がん保険について、その特徴をみていきます。

保険料の安さは定期型のメリット

がん保険に限ったことではありませんが、定期型の最大のメリットは、加入当初の月々支払う保険料が終身型に比べて安いということです。

下記は、メットライフアリコの定期型・終身型ガン保険(保険内容は下記(※)を参照)の保険料をまとめたものです。保障内容に若干の違いはあるので、おおよそのイメージとしてとらえてください。
ガン保険の保険料

ガン保険の保険料

例えば30歳男性がガン保険に加入しようとした場合、月々の保険料は終身型だと5240円ですが、定期型だと1856円で済みます。終身型の僅か約1/3の保険料です。30歳女性の場合では、定期型は2840円で男性より1000円も高いのに、終身型は4964円で、男性より数百円安くなっていますが、定期型と終身型を比べたら定期型の方が2000円以上も安くなっています。

終身型(保険料払込期間終身)と比べた場合、更新までの10年間に限れば、表のどの年齢でも定期型に加入した方が安く済みます。女性でも同じことが言えます。

(※)定期型……ガン保険8(保障内容は、ガン診断給付金1回につき200万円、上皮内がんの場合は100万円、ガン入院給付金1日につき1万円、ガン手術給付金1回につき10・20・40万円、ガン通院給付金1日につき1万円、ガン健康回復給付金半年ごとに5万円×最高10回、ガン死亡保険金100万円、死亡保険金10万円、生存給付金10万円)保険期間10年/保険料払込期間10年で10年ごと自動更新
(※)終身型……終身ガン保険8(保障内容は、ガン診断給付金1回につき200万円、上皮内がんの場合は100万円、ガン入院給付金1日につき1万円、ガン手術給付金1回につき10・20・40万円、ガン通院給付金1日につき5千円、ガン健康回復給付金半年ごとに5万円×最高10回、ガン死亡保険金100万円)保険期間終身/保険料払込期間終身
(注)定期型と終身型では保障内容にガン通院給付金の額と、死亡保険金と生存給付金の有無に違いがあります。保障内容や保険料等の詳細については、メットライフアリコのガン保険のパンフレット等で確認してください。

>> 定期型がん保険のメリットは他にもある!詳しくは次ページで

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