お馴染みのビバリウムガイド最新刊のレビューです!!
今回は、ついに記念すべき第50号!!とは、言っても記念碑的な内容は少ないのですけど...しかーし!!今回も濃い内容で、読み応え十分です!!
ビバリウムガイドNo.50 定価1200円
カメの全属紹介!
今回のメインの特集は「夏はカメ。」と題して、「ちょっと変わったカメ」たちを紹介していて、カタログとしても十分なボリュームです。さらにカテゴリー分けが実に絶妙で「最小クラスのカメ」とか「ナガクビ、ヘビクビ」「厚化粧なカメ」「地味なカメ」とか、ホビーとしてのカメをざっくりと理解して知るために、実に役に立ちます。いわゆる初心者の方たちが、カメに興味を持ちそうな内容です。
が、なんと言ってもモノクロページでしょう。
なんとビックリ、リクガメとウミガメを除いた世界中のカメのすべての属を、簡単にではありますが紹介しているのですから。これはハッキリ言って偉業ですよ。偉業。
その他の特集
その他のグループごとの特集は、なぜか突然「でっかいナミヘビ」とか「スナボア」とか、実に微妙なラインナップ。それぞれの魅力を堪能できます。ちょっと気になるのは高嶺の花である「ドワーフモニター」の特集です。高価で入手が難しいことを除けば、丈夫でカッコカワユイというペット向きであるこのグループの魅力を、これまで興味がなかった人たちが知り、関心を持つ内容になっています。
しっかし、でっかいナミヘビって...やっぱカッコエエです。
ちょっと悲しい現地レポート
私、星野のお気に入りシリーズである加藤英明博士の「現地レポート」は、今回はちょっと悲しい気持ちになってしまうレポートです。今回は、台湾の金門島という島のレポートなんですが、ここは中国と台湾の対立の最前線にある島で、これまでの戦闘の歴史や、自然環境の喪失が進む島だそうです。
そんな過酷な環境の中で逞しく生きる生き物たちを紹介しています。しかし、やはりつらい記述もあり、読んでいて考えさせられる内容になっています。
野生の両爬に、あまり興味や関心がない人たちにもぜひ読んで欲しい内容です。
50号記念プレゼント祭
さて、そういうわけで記念すべき50号なのですから、もちろんいつもと違う企画だってあります。それが「飼育用品やグッズが当たる!」というプレゼント企画です。
記念すべき50号に賛同する多くのメーカーやショップから提供されたさまざまな飼育用品やグッズを読者プレゼントというものです!
締め切りは9月30日ということで、まだまだ期間に余裕はありますので、ぜひぜひこの機会をお見逃しなく、ご応募下さい!!
やはり目玉は、ビバガ現場監督の冨水明さんの「私物のスーツ&コート」か...
そういうわけで、読み応え十分のビバガ50号のご紹介でした!!
新しい歴史の始まりになる、ビバガNo.51は10月下旬に発売予定です!