建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

外廊下のあるコンクリートの小さな箱[laatikko](5ページ目)

金属のフェンスに囲われた、コンクリート打放しの小さな2階家。安藤忠雄の名作「住吉の長屋」のように、屋外の細長い廊下や階段室を介して日常生活を営むという、一見不便ともいえるコンセプトで建った、他に類をみないユニークな住宅です。

執筆者:川畑 博哉

屋上にちょこんと白い三角屋根

 

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屋上
上/三角屋根はガルバリウムのカラー鋼板の竪ハゼ葺き。中上/2階の踊り場からの眺め。中下/屋上からの踊り場を見る。下/左・右側がリビングへの入口。右・2階の廊下の奥からの眺め。


2階の広めの踊り場は、ポールをセットすると物干場になります。階段を上がりきった屋上には、白い三角屋根が待っていました。手摺のない屋上ですが隣地が近いためか、あまり怖くはありません。
つい3ヶ月前に、この家に新しい住人が生まれました。Oさん一家は3人となりましたが、これからもこの家に見守られて、街との程よい距離を保ちながら、快適な暮らしを育んでいくことでしょう。

◆建築データと建築家プロフィール


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