3階建てに見えてじつは5層の「c-MA2 元麻布」

デザイナーズマンションのディベロッパー「リプラス」が元麻布に建てた「c-MA2 元麻布」(設計は西森隆雄さん/西森事務所)の見学会に行ってきました。
この建物、外観からは3階建てに見えるのですが、じつは中に入ると5層であることがわかります。建物中央が向こう側を透かし見ることができるガラスボックスになっていて、そこに設けられたフリーラウンジから、上下5戸ずつに振り分けられた住戸にアクセスする仕組みになっているわけですね。上層部分に配置された5戸はメゾネット、下層の5戸は広いエントランスロビーを持つトリプレット、どれを見ても一戸建て感覚の居住性を演出しています。

SOHOに使えるエントランスロビー
 トリプレットタイプ 102号

土間感覚で使えるエントランスロビー

階段室を生み出す、オブジェのような細いスチールの壁

建物中央にあるフリーラウンジから、ショーウィンドウのようなガラス張りの扉を開けて入るとそこは広いエントランスロビーになっています。全然プライベートな居住空間という感じがしません。店舗か開放的なオフィスのような印象です。ここはSOHOとして対応するのでしょうか。個人住宅として使うならホビールーム---マウンテンバイクをいじったり、日曜大工的なワークスペースとして機能するわけです(個人的なギャラリーとかもいい)。

六本木ヒルズを望むフローリングのリビング

下に1階降りると、バルコニーのあるLDK。窓の向こうには六本木ヒルズ。ここが都心であることを満喫させてくれるロケーションです。さらに下がると寝室になっていました。ここはB1Fなのですが、建物が建っているのが傾斜地なので外には隣接する住宅が見えたりします。なので採光もよく、テラス側に設けられたバスルームはじつに明るい。それに2層分下がることでかなり奥まった印象になり、守られたプライベート空間という感じがするのがいいですよね。

個室感覚の明るいバスルーム

ホームパーティが開きたくなる異空間
 トリプレットタイプ 105号

玄関から先は異空間

ホールから地上面を仰ぎ見る

入っていきなり地下へと続くらせん階段というのが、105号室。ちょっと非日常的な異空間に行く楽しみがあります。ガラス張りの吹き抜け空間を回りながら降りていくと、キッチンとダイニングを一体化させたカウンター型キッチンが…。その場でつくって食べるという多忙な都会人のスタイルに合ったデザインですね。磨かれたステンレスのシャープな光が、LDK全体を支配しています。
階段下の空間はちょっとしたホールの印象で、大画面のハイビジョンテレビなどを楽しむには格好の場所でしょう。さらに地下に降りると(ここはふつうの階段)、こちらはバスルームを奥まった場所に“しまった”タイプの寝室になっていました。

こんな場所ならホームパーティのひとつも開きたくなる

続いて202号と205号を覗いてみよう!