折り紙で鯉のぼり・新聞紙で兜・紙鉄砲の作り方
元々、古代中国の季節行事である五節句のひとつであった「端午の節句」。無病息災を願い、季節の飾りとお供えものをして厄払いをしていました。日本では室町時代末期、虫干しを兼ねて旗指物を飾るという風習がありました。その後、武家社会が成立してくる鎌倉時代では、男児が武士としてたくましく成長することを願うようになります。そして、家の外には旗幟きしや吹流しを立て、座敷には鎧や兜、武具を飾るようになっていきました。
江戸時代に入ると、将軍家に男児が誕生した場合、家紋のついた旗指物や五色の吹き流し、のぼりを立ててお祝いするをするようになります。その風習が武家から庶民へと広がっていき、やがて、鯉のぼりに変化していきます。端午の節句に鯉のぼりが立てられたり、鎧や兜が飾られるのは、こうした由来があったのですね。
折り紙や新聞紙を使って簡単工作!
長いゴールデンウィーク。アウトドアもいいけど、その内の1日は、親子で工作する日があっても楽しいですよね。そこで、端午の節句に親子で作る簡単な「折り紙鯉のぼり」と、昔からよく折られている「新聞紙兜」や「紙鉄砲」の折り方をご紹介いたします。
<こどもの日の工作・目次>
折り紙鯉のぼりの作り方
1.今回は千代紙を使って折っていきます。好きな柄の千代紙を3枚用意します。その内1枚は小さめのものを使います。折り紙は、柄物、千代紙など好きなものを使ってね!
表面を中にして折ってね
この白い面は、鯉のぼりの頭の部分になるんだね
真ん中の線にそって折り、折り目をつけるよ
上部分は大きく、下部分は小さく折るよ
真ん中の線に合わせて折るよ
鯉のぼりの顔部分を差し込んでね!
どんな目にしようかなぁ
新聞紙兜の折り方
1.新聞紙を写真のように折り、右端をハサミで切ります。まずは新聞紙を正三角形にするよ
正三角形になったよ
両端を上に折って
折った部分が兜の角になるんだね
兜の角を作るよ
鍬形部分ができたよ!
下の紙を上に折るよ
折った部分をさらに上へ折るよ
中面へ入れるよ
紙鉄砲の折り方
1.四隅を真ん中に合わせて折ります。両端を折るよ
角に合わせて折るよ
半分に折って
この部分を開くよ
このような形になるよ
三角形になったよ
この部分を持って音を鳴らすよ
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