新入園児には、生活習慣の練習を
お子さんの入園前に、基本的な生活習慣の確認を |
■その1:お着替え
下着を着て、シャツを着て、ズボンを履いて……というのが、すべて自分でできるでしょうか? まだズボンにシャツをきちんと入れることができなかったとしても、自分で服を着脱できるようになっていたらOK。できなければ、今からでも練習してみましょう。ボタンのある服も着られるかどうか、確認して、できなければ練習が必要です。
服の前・後ろがわからないお子さんには、幼稚園に着ていく服の襟の部分にアイロンプリントやマジックなどで印を付けて、「こっちが後ろだよ」というように覚えさせることができます。
■その2:靴
お子さんは、自分でちゃんと靴を履くことができますか? 一人で履かせてみて、うまく履けないようなら練習しましょう。靴をうまく履けない場合には、それが履きにくいものだったり、大きさがあっていない場合も考えられます。いちばん履きやすい靴はスリッポンタイプのものですが、最近は、マジックテープで止めるスニーカータイプが普及しています。マジックテープをビリッと剥がして、自分の足に合うところで止めるのは、子どもには難しいものです。できれなければ、親が手出ししないで教え、自分で履けるようにさせましょう。
■その3:食事
慣れないお弁当箱での食事は、意外としにくいものです。春休みには、お弁当箱でお食事する機会を増やしてみては? お花見に持って行っても楽しいし、家庭で普段のご飯をお弁当箱につめて食べるのも、また楽しいもの。大人にとっては開けやすい箱だとしても、子どもの小さな手にはまだ無理な場合もあります。水筒も同様。必ずお家で練習しておきましょう。