子どもをめぐる事件が続いています。そうなるとやはり心配なのが子どもの安全対策。子どもたちが在園している時、不審者が園に侵入して来ないとも限りません。幼稚園・保育園のセキュリティ対策はどこまで進んでいるのでしょうか? また、どこまでやれば、親は「安心」できるのでしょうか?

生体認証からパスワード認証まで

扉
園のセキュリティ対策が話題に
私の子どもの通う園でも、今、もっとも話題になっているのが「セキュリティ」です。いわゆるオートロック形式なのですが、「もっと安全なものに」という声が高まっています。そこで、現在、幼稚園や保育園で使われているものにはどのようなセキュリティがあるのか、調べてみました。

すると、まず基本的には、玄関をオートロックにしている園が普通だということです。ビルの中に保育室があるような保育園の場合には、ほとんどがこのタイプ。マンションと同じで玄関がオートロックになっていて、お迎えに来た人が外側からインターホンを鳴らせば、職員が中でモニターを通してその顔を見て、鍵を開けます。認可園で庭が広い場合も、最初の玄関や門がこのインターホン形式になっていることが多いようです。

オートロックだけでは心配ということで、さらにセキュリティを強化した園の場合、生体認証を取り入れているところも出てきました。銀行の本人確認に使われるような、指紋や手のひらの血管をモニタに合わせるタイプの物です。事前にお迎えの登録をしている人しかドアが開かないという難点はありますが、最近ではどこの園でも事前にお迎えの人をリストアップしておく場合がほとんど(「久しぶりに意気込んで孫を迎えに行ったら、登録していないからダメと園に入れてもらえなかった……」としょげていたおじいさんを知っています)。その意味では、さほど問題はないかもしれません。園の先生が頻繁に入れ代わり、お迎えの人の顔が覚えられない……というような場合には逆に、この生体認証が役立つのかもしれません。